ダダリオといえばギターの弦ですが、最近二胡の弦も販売しております。
デザインもダダリオらしく、クールなデザイン。
中袋もしかりで、アメリカンな空気がムンムンです。
これで品質が良ければ最高なのですが。
2~3点問題がありまして。
1000円未満ならアリですが、1700円以上することを考えると、リピートはないです。
残念!
メッキ不良、加工不良
外弦(A弦)はスチールにスズメッキしてありますが、メッキの質がとにかく悪い。
ムラがあって、錆びが所々浮いています。
演奏には影響ないものの、これはいただけない。
あと、外舷の先端が2ミリほど折れ曲がってました。
これでは糸巻きに正常に装着できません。
さきっちょなので、ペンチでまっすぐ戻してから装着しました。
内弦(D弦)はステンレスなので錆の問題ないです。
折れ曲がりもありませんでした
内弦(D)が太すぎる、コシが強すぎる
内弦の太さは0.45mmで、標準的なものより0.01mm太いです。
たった0.01mmですが、標準的な二胡のストリングガイドにははまりません。
ほかにも太めの弦はあるので、二胡を加工するか、選ばないようにすればいいかと思います。
コシの強さは半端なくて、まるでバネを巻いてるかのよう。
私の二胡では、テンションで糸巻きが折れそうで怖いです。
これだけ硬いと、チューニングも一苦労でため息が出ます。
チューニングが安定してくれればいいのですが、これがまた狂うのなんの。
その都度、劇硬の糸巻きを回しての再チューニングにゲンナリ。
野獣の野太さ
◆ファーストインプレッション
この弦の荒々しさはまさにアメリカン!
やわらかい木材+張りたてで硬い皮 な二胡ですと、バッキバキに暴れます。
内弦の音が簡単に割れるので、タッチは気を使いますが、ある意味良い練習になるでしょう。
全体的なイメージとしては、野太く厚みのある音になります。
ひじょ~に高いテンション
二胡の弦はしなやかなほうが、弾きやすいです。
正確には、弾きやすいような気が、します。
ついつい力み勝ちな初心者は、いくら力を入れても、たわみというフィードバックのない硬い弦を好みません。
適切な押弦ができる上級者なら、どっちでも関係ないです。
で、この弦はというと非常に硬いです。
内弦は特に、チューニングも大変なくらい硬いです。
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購入金額
1,650円
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購入日
2019年10月13日
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購入場所
Amazon
北のラブリエさん
2019/10/14
いぐなっちさん
2019/10/14
元々は絹の弦が使われていましたが、入手しやすく、保管しやすく、扱いやすく、寿命の長いスチール弦が主流になってます
三味線文化の日本では、国産の絹糸弦を作るメーカーがあります
なぜか輸出専用ですが