先日掲載した通り、千葉・幕張メッセで開催された「STING MY SONGS WORLD TOUR 2019」の幕張公演1日目に行ってきました。
まず、スティングのパフォーマンスについてはさすがとしか言い様がありませんでした。必要最低限以外のMCは挟まず、次々に代表曲を繰り出してくるという印象で、2時間弱、演奏時間の正味は約100分という時間があっという間に経過してしまいました。
基本的には今年リリースされたセルフカヴァー作品「MY SONGS」収録曲を中心に構成していて、アレンジもこの作品収録のものに沿った演奏でしたが、一部で意外な選曲もあったりしました。
なかなか面白かったのは、アルバム「Ten Summoner's Tales」収録の「Seven Days」で、序盤は原曲に近いスタイルで演奏していたものが、途中からからかなりハードな音になっていくのです。ちなみに、アルバム別で見てもこの「Ten Summoner's Tales」からの楽曲が多く、
・If I Ever Lose My Faith In You
・Fields Of Gold
・Shape Of My Heart
・Seven Days
と、実に4曲が披露された形となりました。まあ、「Seven Days」は意外でしたが、残りはファンの間でも特に人気の高い楽曲ばかりですので、それを素直に反映したのかも知れませんが。
今回はスマートフォンや携帯電話であれば、静止画のみ撮影可能(但しフラッシュ撮影は不可)ということで、一応数枚撮影はしてきたのですが、ステージから結構距離のある席でしたので、殆どまともには写っていません。
一応ステージ脇のモニターで、アンコールの最後にベースをギターに持ち替えて演奏した「Fragile」を披露しているところは抑えてきましたが…。
かつて在籍したThe Policeの楽曲も結構多く披露したのですが、「Roxanne」や「Walking On The Moon」を原キーのまま完全に歌いきったのはさすがでしたね。かつてと比べれば高音の伸びは無いのかも知れませんが、まだまだ並のヴォーカリストとは格が違うところは見せつけてくれました。
パンフレットは中身が乏しい
さて、STING自身のパフォーマンスは素晴らしいのですが、グッズの方はどうだったかという話です。今回はパンフレットを買うことは決めていたのですが、持ち帰りの際にバッグが合った方が良いかと思い、トートバッグも併せて購入しています。
さすがに中身を見せてしまうのはマナー違反と思いますので、外側だけご覧に入れることにしましょう。基本的にはアルバム「My Songs」のジャケットに準拠したデザインです。
以前購入した2016年のシカゴのツアーパンフレットは、中身にかなり詳細な資料や、主要メンバーの座談会など読み物として充実した内容で、金額的には高くても買う価値は充分にあったと感じさせられました。
しかし、今回のSTINGのパンフレットは中身はほぼ写真集で、もう少し資料的な何かがあっても良いのではないかと思わされます。まあ、この類の品は記念品ですので、中身の出来にかかわらず結局は買うことになってしまうわけですが。
入れ物として買ったトートバッグは、LPレコードを数枚持ち歩くには良さそうなサイズですので、実用性もそこそこはありそうです。薄手の袋なので、あまり負荷をかけると危ない気もしますが…。
ライブそのものは満足ですが、グッズの方、特にパンフレットはもう少し内容を頑張ってくれても良かった気がします。
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購入金額
2,500円
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購入日
2019年10月09日
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購入場所
STING MY SONGS WORLD TOUR 2019 幕張メッセ 物販ブース
北のラブリエさん
2019/10/10
jive9821さん
2019/10/10
個人的には今まであまり過去を振り返らなかったSTINGが、なぜ今回セルフカヴァー作を出したのかなど、語ってくれれば面白かったのにと思いました。
後は前回の来日時に撮影した、ピコ太郎を写り込ませた自撮り写真とか。
北のラブリエさん
2019/10/10
キャリアも後半ですし、そろそろなにか語って欲しいです。
ピコ太郎のこともなにか思うところがあったのかなあ、なんて思いますし。
jive9821さん
2019/10/10
せめて本人のロングインタビューなどがあれば良かったのですが、ライターによる解説文が少し載っているだけだったのです。
まあ、主に女性ファンが写真集をお望みなのかもしれませんが…。