2020.02.19 「やっと使い切りました」追加
寝ている時のイビキ防止、口内の渇き防止用のテープを使ってきましたが、
毎日使うには 1回使用当たりの単価がまだ高いと感じており、以前他の人から聞いたサージカルテープを試してみる事にしました。
口を留めるだけならマスキングテープでも良いかもしれませんが、医療用のサージカルテープなら人体用ですので肌にも安心です。
サージカルテープを出しているメーカーも多いですが、種類も多く悩みましたがまずは「肌にやさしい」とうたっていた本品を購入する事にしてみました。
【外 観】
素材は「ポリエステル/レーヨン不織布」となっており、表面側が不織布です。
エッジキャップがついているので、袋に入れておかなくてもサイドが汚れず清潔に保てるのは良いですね。
簡単に手でカット出来て普通の紙テープよりは真っ直ぐ切れやすいですが、気を抜くと切れ口が斜めになってしまいます。
また外からの水を通さず、皮膚からの水蒸気を透過(13分間のシャワーテスト済み)するとの事で、さすが医療用って感じです。
試しに日中に口を閉じる様に貼ってみるとみるとすぐに剥がれてしまい焦ったのですが、脂が浮いていた上普段無精ひげを生やしているせいだったようです。
寝る前にお風呂に入ってキレイな状態で貼ってみたところ、何日間か試してみてもほぼ朝まで剥がれずにいます。
朝に剥がれていた時があったのは、無意識に剥がしてしまったのか無精ひげのせいか脂が浮いてきたのか分かりませんが、もう少し粘着力の強めのサージカルテープも試してみる事にしました。
3M製のモノでは粘着力が「強い」「ふつう」「やさしい」の 3種類があり、本品は一番粘着力の弱い「やさしい」となっています。
という事で、次に購入したのは粘着力が「ふつう」のサージカルテープです。
そして次項は、いよいよ 2つの口閉じテープと 2つのサージカルテープの 4種類で、どれが一番お奨めか比較してみたいと思います。
【四種比較】
図らずも今回口閉じテープとして 4種類試してみたのでコストパフォーマンス等いろいろ比較してみました。
以前より使用していた「いびきにネルネル」(以後ネルネル)、新たに購入した「MOUTH SEAL※」(以後口閉じテープ)、サージカルテープの「やさしくはがせる シリコーンテープ」(以後シリコーンテープ)、「ネクスケア キズあと保護&肌にやさしい不織布テープ」(以後不織布テープ)の 4種類です。
※「MOUTH SEAL」が正式名称っぽいのですが販売元のページを見つけられず、
パッケージで目に着き易かった「口閉じテープ」とここでは呼ばせてもらいます。
まず、材質など見てみます。
「不織布テープ」と「シリコーンテープ」は簡単に手でカット出来ますが、「ネルネル」と「口閉じテープ」はテープ自体は手で簡単にカットする事は出来ません。
これは単純に「不織布テープ」と「シリコーンテープ」はサージカルテープとして使い易く手でカットし易い様に作られており、口に貼った状態で口を開こうとしてテープが切れる事は無いので問題なく口閉じテープとして使用できます。
また医療用テープなので口に貼っても安心ですね。
・コストパフォーマンス
専用の口閉じテープは長さが約50mm(ネルネルは 5mm分粘着剤が付いていません)ですので、今回のサージカルテープは 1本で約 100回ほど使える計算です。
これを踏まえ 2019年2月18日時点での Amazonでの販売価格を比べてみると以下の様になります。カッコ内は 1回使用当たりの単価になります。
不織布テープ 511円(5.1円)
シリコーンテープ 670円(5.7円)
口閉じテープ 1,080円(12円)
ネルネル 1,900円(30.2円)
一番安い不織布テープと一番高いネルネルでは 6倍の差があります。
・貼り易さ
ネルネル > 口閉じテープ > シリコーンテープ > 不織布テープ
貼り易さは、台紙に貼ってあり簡単に用意できるか、サージカルテープは簡単にカット出来るかで比較しました。
ネルネルは台紙から剥がすにも下側になる端の 5mmに粘着剤が付いておらず簡単に剥がせます。それこそ真っ暗なところで台紙から剥がし口に貼る事も問題なく出来ています。
そして朝に口から剥がすにもこの5mm分が有効で簡単に剥がす事が出来ます。
次点の口閉じテープですが、台紙に貼ってあり 1回分を簡単に用意できるのですが、バッテンの形状の為に剥がす時に粘着剤同士が付き易く注意しなければなりません。
そしてネルネル以外は朝に口から剥がす時に、テープの端を引っ掻いて剥がさなくてはなりません。もちろん隙間の空く唇部分の横からも剥がせますが、結構しっかり貼り付いているので粘着力を考慮しつつ剥がさなくてはなりません。
サージカルテープはイチイチ手でカットしなくてはならないので専用のモノより少しだけ手がかかります。そしてシリコーンテープの方が不織布テープより真っ直ぐ切れ易く、不織布テープは注意していないとすぐに端が縦に切れてしまいます。紙テープを手でカットした時と同じ感じです。
・剥がれにくさ(粘着力)
不織布テープ > 口閉じテープ > ネルネル = シリコーンテープ
3Mの基準で不織布テープは「ふつう」、シリコーンテープは「やさしい」とありましたが、口閉じテープはその間くらいです。
そしてネルネルはシリコーンテープと同じ位の粘着力です。
これはそのまま剥がれにくさになっており、不織布テープは肌がキレイな状態で無精ひげを生やしていても朝まで剥がれる事はありませんでした。
その分口から剥がす時には少し気を使う必要があり、一気に剥がすと結構痛いです。唇にも貼り付いているので唇がカサカサする人なら、切れてしまうかもしれません。
ネルネルとシリコーンテープは一気に剥がしても痛い事は無いのですが、無精ひげが少し長めのせいか夜に脂が浮いてきているのか、時々朝に剥がれてしまっている事がありました。
・その他気づいた点
テープを貼るにあたって 4つとも唇に当たる部分まで粘着剤が付いていますが、不織布テープは特に剥がした後にベトつきを感じます。
指で触る分にはベトつきは感じられず、すぐに気にならなくなるのですが粘着力が強い分貼っていた時間によっては粘着剤が少し移っているのかもしれません。
口閉じテープは特に通気性加工がされているとの記載がありますが、ネルネルには通気性に関しての記載はありません。
もっとも不織布テープにも記載はなくシリコーンテープや口閉じテープと比べても通気性(汗のこもり具合)の違いは感じられないので、不織布の性質としてわざわざ記載するまでも無いとの事かと予想されます。
今回 4つを比べてみて、口閉じテープとしての効果の違いは感じられませんでした。
どれも貼って寝る事で、喉の痛みや口内の渇きは何も貼っていない時より軽減されており、特に乾燥した時期には毎日使いたいですね。
◎私のお奨め
コストパフォーマンス・肌へのやさしさ・サイドキャップがあり保管のし易さなどを評価し、毎日使うなら「やさしくはがせる シリコーンテープ」を私はお奨めいたします。
粘着力が弱めなので脂が浮いた状態では剥がれ易いですが、寝る時は通常お風呂に入った後なのでこの点はまず大丈夫でしょう。
ただ女性などはお肌のお手入れに色々塗っている人もいるでしょうから、剥がれ易いかもしれません。もし家にサージカルテープがあれば試してみて粘着力がどのくらいあれば良いのか試してみると良いでしょう。
口閉じ専用テープは全体的に肌にやさしめに作られていると考えられ、今回購入した「口閉じテープ」は口コミでは粘着力が強めの方のようです。普通のサージカルテープで剥がれ易かったら、専用の口閉じテープでは無く粘着力が強めのサージカルテープを選ぶと良いでしょう。
そして旅行など家以外でたまにしか使わないようなら、多少高くても専用の口閉じテープの方が便利でしょう。必要枚数だけ持っていける上、剥がし易さでネルネルは捨てがたいです。
ただし外泊時に他人と相部屋なんて時は、ちょっと恥ずかしいかもしれません。まぁ私は気にしないですけどね。
それよりも私はイビキが大きい様なので、相手の為にも喉の為にも口閉じテープは必須です。
・あとがき
比較するのに何で薬局でも普通に売っていて手に入れ易いニチバン製のサージカルテープにしなかったんだと思う方もいるかもしれません。
それは私が出不精な上、衝動買いしちゃうからです(^^;
ネット通販で送料まで考えると Amazonかヨドバシカメラが一番安くなる事が多いかと思いますが、Amazonで買い物をしていた時に思い立ってしまったのです。更に Amazonではニチバンの 25mm幅のモノ(当初20mmで検索したが見つけられなかった)が軒並みあわせ買い対象な上、3Mのシリコーンテープを使ってみたいという衝動に駆られました。
後から調べてみると今回購入したシリコーンテープはヨドバシカメラにはないものの(25mm幅のものは有)、不織布テープやニチバン製のテープはヨドバシカメラの方が安いですね(^^;;;
今あるテープを使い切るにはしばらくかかりますが、使い切ったらニチバン製のサージカルテープも試してみたいところです。
やっと使い切りました
1年かけ、やっと使い切りました。
レビューで書いたように 100回分程度なので、こちらを毎日使っていた訳では無くちょっと喉が危なそうな時や次の日絶対に喉がやられていたらいけない時等に必ず使っていました。
この間、他のテープを使いもしましたが【四種比較】の項でも書きましたが、コストパフォーマンスやカットのし易さから、やっぱり本品が一推しです。
ニチバン製のサージカルテープの比較も考えていましたが、結局安くても切り易さ(縦に裂けにくい)を考えると、薬局で買えるニチバン製のモノは今回比較した不織布テープと一緒ですので使うまでもないと至りました。
また当初、朝に剥がれてしまった時があったと書きましたが、その後無精ひげをよほど伸ばしてしまっていた時以外では剥がれた事は無く、肌へのやさしさ(剥がし易さ)具合から考えても今後こちらを使い続けていきたいと思います。
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購入金額
670円
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購入日
2019年02月05日
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購入場所
Amazon
mickeyさん
2020/02/20
一人以上で寝る事がある場合は
周囲に迷惑にならないよう、
不織布テープを使って代用して
いました(^^)
atsuo@tokyoさん
2020/02/20
「ネルネル」を使っていた時は、コストパフォーマンスが悪いので
ここぞという時にしか使えませんでしたが、サージカルテープなら
コストを気にせず使えて良いですよね。
口を閉じるテープを使う事でいびきを軽減できるので、旅行時には
必須です(^^