下馬評では「ボヘミアン・ラプソディ」よりも という評論家論が多かったようですが
少なくとも日本の観客動員数では大きく遅れを取っている アリー・スター誕生
ボヘミアン・ラプソディの鑑賞前にトレイラーを見たのですが
数年前の アナと雪の女王 のそれでは 本編を見る必要が無いのでは?と言いたくなるほど
歌いまくっていたのに対して
アリー・スター誕生では、レディ・ガガは ほぼ歌いませんでした
よほど本編のそれに自信があるのだろうな そう思わせる予告編でした
期待作は「グリーンブック」なのですが その公開は3月まで待たなくてはなりません
今年最初の映画に選びました
70年代のアメリカン・ロックがお好きな方にオススメ
もともとクリント・イーストウッドがビヨンセで制作する予定だった映画
私にとってはバーブラ・ストライサンド作品が馴染み
ハリウッド映画として ほぼ同じ物語の3度めのリメイク これは4番目のスター誕生です
劇中 アリーは 「鼻が大きすぎるからデビューできない 整形してきな」と言われますが
それと同じセリフは 実在のレディ・ガガもバーブラ・ストライサンドも 同じ様に言われたのだとか
でもふたりとも 整形せずに歌の力で デビューした歌姫ですよね
歌のうまい男性がブサイクだったら デビューできないとしても整形してこい 胸を大きくしてこい
とは言われません。
ずっと昔から このような仕組みは変わらないのです だから 何度でも映画化されるのでしょう
クリント・イーストウッドから 監督・主演の権利を譲ってもらったブラッドリー・クーパーは
歌の経験も ギターの経験も無かった人
彼は毎日4〜5時間 3年間 猛練習して あのジャクソン・メインになったそうです
吹き替えなしの歌声 ギターの響き
それは クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルの 雨を見たかい
それは ジャクソン・ブラウンの 孤独のランナー を彷彿とさせます
レディ・ガガ演じるアリーの部屋には キャロル・キングの名盤タペストリーが飾られていました
ジャクソンの部屋には アメリカマランツのアンプと ティアックのカセットデッキがありました
特に語られておりませんが 時代設定は1980〜90年なのかな と想像してます
映画自体としては10点中6.5点あたりが妥当かと思いますが
70年代のアメリカン・ロックがお好きな方は 楽しめると思います
ぶっといベースライン 力強いギター 響くバスドラム からだが揺れました
そうそう
場末のゲイバーに置いてあったベニアのフォークギターの ずっと張りっぱなしの弦の音も
良かったです
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購入金額
1,100円
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購入日
2019年01月13日
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購入場所
MOVIX京都
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