喉の弱い私は冬には加湿器必須ですが、一番困るのが自動車の中。
短時間なら良いのですが、頻度は少ないですが一時間以上乗る時には喉を湿らすために飲み物を必ず持ち込みます。以前に2時間以上乗ったままになった時に飲み物を忘れて喉が枯れたようになり大変な目に遭った事もあります。
以前プレミアムレビューのあった「WINIAスポウォッシャー」を車載すれば解消出来そうですが、
レビューでも書いていたように上部が大きくコンソールに干渉してしまいます。
また電源ケーブルが必須なので、ケーブルも邪魔です。
という事で、「WINIAスポウォッシャー」は息子の部屋に据え置きで使用しています。
車載するにはもう少し小さく充電式の方が便利と思いつつ車載したい時の頻度が少なくしっかり探していなかったのですが、今冬の初めから喉の不調が長引き極力身の回りに小型の加湿器を置いておきたく本格的に探す事にしました。
小型のモノは沢山見つかりますが充電式のモノは少なく、その中からデザイン的にも気に入った本品を購入しました。
タンク容量は 280mlで、4時間くらい連続加湿が出来、間欠モードでは 8時間使用可能との事。
実際に使ってみたところ連続加湿で水は 8時間くらいはもちました。商品説明ではタンク容量と作動時間が連続して書かれているので、どちらの時間かちょっと分かり辛いですが、ワイヤレス運転で 4~8時間の利用が出来ます。
ただし間欠モードで使用していても一旦 4時間で自動停止するので、長時間使いたい時には再度電源を入れる必要があります。
とにかくケーブルを接続せずに 4時間ももつなら車載利用は十分です。ちなみに電池容量は 800mAで、満充電させるのに 1.5時間かかります。
もし電池が切れても電源入力端子は USB Type-Cなので、家の車で使うにはケーブル接続も問題ありません。
あと、オマケの様なものですが本体から他機器への充電も可能です。旅行などに持っていく事もあるでしょうから、緊急用電源としても使えそうです。
【外 観】
本体の他、取扱説明書、USB充電ケーブル、予備用交換フィルターが付属しています。
ケーブルは本体の中に入っていました。
本体正面には水量の分かる窓と電源ボタンがあります。
背面には電源入力用の USB Type-C端子があります。
そして、上面前方に吹き出し口と
上面後方にシリコンキャップ付きの USB A端子があります。
持ち運びに便利なハンドルがついており水滴が付かないか心配でしたが、一日中作動させても水滴が付いた事はありません。超音波噴霧方式なので余程湿度が高い場所で使わない限り大丈夫でしょう。
フィルターは半透明の筒に入れて、フタの裏側に挿し込みます。
筒の下にはスプリングが入っており、フィルターが上部(吹出口)に押し付けられるようになっているようです。
サイズは直径75mm、高さ175mmで「WINIAスポウォッシャー」と比べるとこんな感じです。
ちょうど 500ml缶くらいのサイズで、車のカップホルダーに丁度いい感じに収まります。
【操作方法】
加湿機能だけでなく、LEDライト(イルミネーション)点灯機能もあります。
電源ボタンを一度押すと電源ランプが点灯し、連続加湿が始まります。
この時、電源ボタンをもう一度押すと、間欠加湿モードになります。
更にもう一度押すと電源ランプが消灯し、電源が加湿運転を停止します。
加湿運転の状態にかかわらず、電源ボタンを長押しすると LEDライトが点灯します。
LEDライトが点灯している状態で電源ボタンを長押しすると LEDライトが消灯します。
また運転開始 4時間後には自動停止します。
適用範囲は狭いが効果は上々
事務所で使ってみたところ、気化式の「WINIAスポウォッシャー」に比べ超音波噴霧方式の本品は効果が出やすいです。
事務所で湿度を計測してみたところ、以下の様に遷移しました。
まず朝に暖房をかける前に計測した値がこちら。
室温:17.1℃
湿度:37%
暖房をかけ室温が上がると
室温:22.8℃
湿度:33%
ここまで湿度が下がってしまいました。
ここから加湿器をかけたところ
室温:22.9℃
湿度:38%
23℃弱の状態で、5%も湿度が上がりました。
もっとも、顔と加湿器の距離を考え加湿器から 30cmの位置で計測した時の値で、100cm離して計測したところ 1%くらいしか上がりませんでした(誤差?)。
別の日には暖房と加湿器を同時に作動させ、室温上昇中に計測してみたところ低い温度ではしっかり 40%を超えていました。
湿度の見方については「WINIAスポウォッシャー」のレビューで【湿度について】と項目を設けていますので、興味のある方はそちらをご覧ください。
本体のハンドルを持って手軽に移動できるので、部屋間を移動して使う時も簡単です。万一倒してしまっても水がこぼれないのも良いですね。
先日自動車に持ち込んだ時もそのままカップホルダーに置くだけで手間いらずです。ただし窓のすぐ側だと結露する可能性があるので、自動車内で使う時には出来るだけセンターコンソールのカップホルダーで使う方が良いでしょう。
ちなみに先日使った時には日中で、窓脇のカップホルダーで使いましたが結露はしませんでした。
今のところほぼ満足なのですが、電池残量が分かればもっと良いのですけどね。
電池残量がどのくらいあるのか分からないので、今後自動車に持ち込む時には電源ケーブルが無いと心配です。
もっとも、家の車には USB端子が付いておりスマホ用にケーブルを常備しているので家の車で使う限りは大丈夫ですけどね。
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購入金額
2,070円
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購入日
2018年12月10日
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購入場所
Amazon
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