「芋づる式洲崎綾 Part6」。Webラジオのキャラクターの面白さと天使の歌声のギャップ萌えですっかりファンになった洲崎綾(あやちゃん/ぺっちゃん/あやっぺ)関連。12月といえばあやちゃんのバースデイということで、それに向けてこの1年で増えてきた彼女の参加した作品や楽曲、Webラジオのイベントや、それらの関連商品まで、幅広く芋づる式にご紹介するシリーズレビューの6回目。
あやちゃんを一躍有名にしたWebラジオ「洲崎西」。人気ラジオ番組にはイベントがつきものだが、洲崎西もだいたい年2回は単独、もしくは自分たちがメインとなるイベントを行っている。
2017年は、洲崎西単独イベントが春の婚活パーティーの次は初の地方イベント(青森県八戸市での「洲崎西のへ〜赤いりんごに豚よせて〜」)で、そこではカメラが入らなかったので、次の映像化された単独系イベントはこのイベント「洲崎西じこけーはつセミナー2018 ~イライラをムラムラに変えていこうね~」になる。そしてこれが2018年では唯一の単独系トークイベントになった。
単独系と記したのは完全単独ではなく、「公式ライバル番組」という位置づけのあどりぶ(パーソナリティは巽悠衣子と大橋彩香)との合同イベントだったから。「洲崎西」と「あどりぶ」がシーサイド・コミュニケーションズが制作する番組の中では二枚看板なので、2016年には合同イベントとして「洲崎西presents糸〜縦の糸はあや 横の糸はあすか〜/あどりぶグランプリ2016」
を開催したが、それの再来。実は2017年も春のイベント「洲崎西 婚活パーティー2017〜タラレバ言ってもいいじゃない!〜」
はあどりぶの「あどりぶグランプリ2017」
と同日同会場開催だったのだが、その時はお互いの交流はなく、単に単独イベントが同じ日にあったという感じ。
一方、2016年と2018年は明確に「洲崎西×あどりぶ合同イベント」と銘打ち、互いのイベントにゲストとして出演する、というかかわり。2018年は2016年の時以上にかかわりが深く、イベントの1/3くらいは4人でやっていた感じ。
cybercatは、あどりぶはリアタイでは聴かないが、アーカイブは必ずチェックする番組でもあるので、むしろ歓迎...ということで、昼夜ともに参加したイベントでもある。
まずは「あどりぶグランプリ2018」。あどりぶは年イチしか単独イベントをやらないので、必ずやるのが前イベントからの振り返り。へごちんが番組にお弁当を作ってきたことが話題に。卵焼きとウインナくらいで、あとは冷凍食品だったらしいがw「あのへごちんがだよ」ってwww
次のコーナーは「中野あどりぶシアター2018」。初見の台本をその場で演り、アドリブ指定パートを即興で考えるというもの。へごちんがメイン(アドリブする方)になった回では、ドライブに行くというお題だったのだが、変わった車という設定で「ぷんすこぷんすこ」という音が出る車を考え、即興劇の間中、「ぷんすこぷんすこ」言いっ放しという状態に。途中でカーステを切り替えるシーンがあり、即興でラップやラジオをやらされてたし。次はゆっこさんの番だが、渡された台本見るなり「帰ります」ってw。お題は「YouTuberゆいこん」。反復横跳びをやらされたり、ピクピクピンクちゃんを呼ばされたりして、過去の古傷をえぐられる(どちらもゆっこさんのDVDやイベントでの黒歴史。以前反復横跳びをやったときにはフォームがヘンだったし、ピクピクピンクちゃんは即興で考えたキャラで、ブリッコ口調のコスプレイヤー)。
次の「第4回あどりぶクイーン決定戦」が合同イベントらしいコーナー。いつもは植木さんがMCだが、ここはザキニシの二人が進行。あどりぶの二人が色々なお題をクリアしていく形。「なかなか止まってくれないタクシーの止め方」は、へごちんが道路に寝転がってだだをこねる孫味をだした止め方を実演したが、ゆっこさんは色仕掛けで来て、「すげぇバカな人妻がいました」との判定。
「絵心があるのはどっちだ?」ではお題の一つが「洲崎西」。澄ました顔をしてあどりぶの二人の前に立つザキニシの二人。「もうちょっと可愛く描いてー」とかうるさい。途中経過でゆっこさんの画を見ながら「私のほうは病んでる顔で、ぺっちゃんのほうは犯罪者の顔」とはあっちゃんの実況。いうまでもなく、へごちんの勝利。
次は「なぞときバトル」。「なぜ、少女漫画のヒロインは、食パンをくわえて飛び出し、四つ角でぶつかるのか」というお題に対して、へごちんは「運命だから」と答えるが、ゆっこさんは「ラッキースケペがしたいから」と答え、「ぶつかってパンツがチラッ」ってなるでしょ⇒それ「さっきのあなたじゃないですか」と言われる(←自業自得)
最後の大喜利コーナーでは「あどりぶにあって洲崎西にないもの」でゆっこさんは「母性」と書いたが、へごちんは「やさしさ」と回答。ここで会場からは割れんばかりの拍手。「なんで拍手するの!」と洲崎西のふたりはぷんすか!ザキニシの二人がポイントを与えるので「わかっているの?」とすごむ?あっちゃん。結局最終的にはゆっこさんが勝って4代目あどりぶクイーンに。
トロフィーと副賞の贈呈だが...相変わらず副賞はどうでも良いヤ~ツ。「植木さんがお風呂に入る券」とか「野菜券」とか...「後で捨てときまーす」とはゆっこさん。
ここで洲崎西の二人が退場して、最後にラジオっぽく、Webでリスナーからアンケートをとったものにコメント返して昼の部がおしまい。
夜は今度は洲崎西イベント「洲崎西じこけーはつセミナー2018~イライラをムラムラに変えていこうね~」(DISC2)。
最初はプロデューサーの植木さんをMCに、二人に事前にとった「人生振り返りアンケート」。互いの回答を当てていくコーナー。「人生のターニングポイントは?」「もう一度人生をやり直せるとしたらいつに戻りますか」などの質問に対する互いの回答を推理する。注目は「今後、どんな人生を歩んで行きたいですか」のあやちゃんの回答↓(注:ごえもん=あやちゃんの飼い猫の名)
「じこけーはつセミナー開講」では、あどりぶの二人が進行。二人がセミナーの講師役で、心が解き放たれれば「放」、ダメであれば「邪」が表示される仕組み。しかしあどりぶがお手本をやらされることになって結構被弾するw
「なぜお二人には男ができないのだと思いますか?」という研いでは、「アプローチを待っているだけでは駄目です」とゆっこさんに言われ、「ラジオでいい男いないかなぁといっていても何も状況は変わりません!」とへごちんにまで?いわれると、「あいつが一番できなそうだよ」とあやちゃん。「そんなことないもん!お世話したいって言う人がいるハズ!」と孫感を武器にへごちん。「男性が踏み出しやすいようにするのも重要」「踏み出す勇気のない男性を私たちが演じますので、背中を押して下さい」↓
「ざきにしWebアンケート~イライラをムラムラに変えていこうね~」はWebのアンケートで採ったイライラするシチュエーションを「イライラ~イライラ~イライライライラ~...ム、ムラ?ムラムラ?ムラムラ~」と言ってムラムラに昇華させるというくだらない単純なコーナーなんだけれど、最後にはなぜだか、われわれも言わされる羽目にw
文字で書くとけっこうしょうもないコーナーばかりなんだけれど、その場にいると結構楽しいのは...洗脳されてる?セミナーだけに。
エンディングでは、結構マジな話。(当時)もうすぐ5周年の番組を支持するリスナーへの感謝だったり、今後の話だったり..そういう仕事に対して真摯な面がチラと見えるのも魅力だったりもするのだけれど。
⇒あやちゃんはそのとき「30過ぎるとあまり事務所も推してくれなくなるし...」なんて言っていたけれど、実は今年はアタリ年で、後半にアニメ主要キャラ担当が2つ(ひもてはうす、RELEASE THE SPYCE)、来年早々主演がひとつ(魔法少女特殊戦あすか)と、ここにきて実力が認められている感じ。
来年も洲崎西とあどりぶは同日・同会場でイベントを開催予定で(2019年4月14日、中野サンプラザ)、それは「合同イベント」ということなので、次回もガッツリ組んでやってくれないかなーという感じの質の高いイベントでした。
さて来年(2019年)のイベントは合同イベントだが、どんな感じに...
【収録内容】
<DISC1:昼の部「あどりぶグランプリ2018」>
1. オープニング
2. あどりぶ〇〇事件簿2018
3. 中野あどりぶシアター2018
4. 第4回あどりぶクイーン決定戦
5. あどりぶWebアンケート
6. エンディング
<DISC2:夜の部「洲崎西じこけーはつセミナー2018~イライラをムラムラに変えていこうね~」>
1. オープニング
2. 洲崎西人生振り返りアンケート
3. じこけーはつセミナー開講
4. ざきにしWebアンケート~イライラをムラムラに変えていこうね~
5. エンディング
BONUS TRACK:Back Stage Talk
「自己啓発セミナー」というとアヤシイのもあるが...
洗脳性・中毒性から言うと、結構ザキニシイベントも近いものがあるカモ。イベント本体のバカバカしさと、エンディングトークの真面目さの落差がズルい。
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購入金額
6,000円
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購入日
2018年08月12日
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購入場所
SEASIDE SUMMER FESTIVAL2018会場物販
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