「芋づる式洲崎綾 Part6」。Webラジオのキャラクターの面白さと天使の歌声のギャップ萌えですっかりファンになった洲崎綾（あやちゃん／ぺっちゃん／あやっぺ）関連。12月といえばあやちゃんのバースデイということで、それに向けてこの1年で増えてきた彼女の参加した作品や楽曲、Webラジオのイベントや、それらの関連商品まで、幅広く芋づる式にご紹介するシリーズレビューの6回目。

いままで「シーサイドファミリー」合同イベント

をご紹介してきたが、これは2017年は5月14日に中野サンプラザで行われた洲崎西単独イベント（同日同会場で「公式ライバル番組」あどりぶによる「あどりぶグランプリ2017」

も開催）。

あどりぶがいつもシンプルに年号だけのイベントタイトルであるのに対して、いつも五月蠅いタイトルである洲崎西イベント。今回は、2017年初頭にTV放映された「東京タラレバ娘」と、いつも「結婚した～い」と放言している二人のアラサー女子パーソナリティとが、世代的にマッチしたところもあり？そこから取った...というか、あわよくば観客からムコ候補を見つけようという魂胆？？「今回は結構普通なタイトルだったけど」という二人だが、コンビニや各プレイガイドで「婚活パーティ」と銘打ったイベントのチケットを受け取るオサーンというのも．．．

二人とも（とくにあっちゃん）気合いが入った衣装

いつもはジーンズなどラフな格好の方が多い二人も今回パーティ仕様で、比較的肩が出たワンピース。出てくるなり、「くろいねー」といいながら会場を物色＆見物。この日はあらかじめドレスコードがラジオでアナウンスされていて、「できれば男性はスーツ、女性はパーティに行けるような服装」とのことだったので、7割方の男性客がスーツや学生服で来るという声優イベントとしては異様な光景（そういえば、中野サンプラザの前で開場前待機していたら、少し前に並んでいた人が通りがかりの人に「今日なんの会社のイベントですか？」と訊かれて困ってたっけなぁ）。

会場に学ラン着た高校生を見つけ、コーフンする？二人。

衣装に関してはあっちゃんが「野球選手と結婚しようとヤル気満々のフジテレビの肉食系アナウンサー」、あやちゃんが「婚活パーティに女子が着てきてたらオッと思うような格好」．．．ということで、あやちゃんが「オッて思って欲しいよねー、是非」と言うと、会場から「ガンバレー」の声が。「オマエらもガンバレよ、相手いねぇだろ！」と優しい？お言葉ｗ

まず二人の書いてきた婚活用プロフィール検証。あやちゃんの年齢は「20代半ばを過ぎたところです（当時既に30歳）」、スリーサイズ「あなたの好きなサイズに調整できます♡（盛れるということ？）」、趣味は「洗濯、芝刈り（童話か！←あやちゃん曰く、感性が似ている人が良いので、これを見て「桃太郎かよ！」と突っ込んでくれる人が良いそうな）」と詐称、偽証入り乱れるもの。対するあっちゃんも、名前がすでに「東明日香」でおかしい。年齢が「心はいつまでも19さい♡」、スリーサイズは「上から85-60-89（壇蜜さんと同じ）」。ここで岸明日香さんにすれば良かったのに、とあやちゃんから突っ込みが。あっちゃんの自己PRには「料理に興味があったので、週一で料理教室に通うようにしています。大好きな和食が作れるようになってきたのでとてもやりがいを感じています。それを一緒に食べてくれる男性と出会いたいと思っています」とあり、「結構ガチで書いてるねー」とあやちゃんが言うと、「これね、“婚活_自己PR”で検索したら出てきたの」と返し、「明日香は料理教室行ってるの？」「ウウン」「嘘っぱちじゃん」ｗ。

そこから「やっぱり多少は“盛る”よねー」⇒「明日香は今日は“盛ってる”よねー（物理）」⇒「そう言うのガッカリしないのかな？」⇒「いや、おっきく見えた人が脱がしてみたら意外に小さかったというのは萌えポイントなのでは？」⇒ここで「許せる人？」と会場アンケート（おい「半分くらい．．」⇒「許せない人？」⇒「身の程を知りなさい！」

「許せる人？」と挙手させる

次は事前にサイトで応募した「結婚相手に求めること」ベスト5を、二人が当てていくクイズ「ざきにし婚活アンケート」。5位の「料理上手」は比較的早く開いたが、そこからがなかなか開かない。「やさしい」「かわいい」などの普通の？ものから、「おっぱいがでかい」「足が長い」などルックス系、「声がカワイイ」「文化放送でラジオ番組を持っている」などそれはいったい誰を指しているんですかね系までイロイロ出したが、かすりもしない。やっと出てきたのが「趣味が同じ」．．．だけれど、実際の回答は「趣味を許してくれる」。「みんなどんな趣味してんの～？」。で、これが1位って観客・リスナーもたいがいだなｗｗ。この後もなかなかあたらない二人、ついには「子どもが好き」⇒「子ども作るのが好き」、「床上手」などアブナイ発言も．．．

ここから、どんな相手が良いかという話に発展し、「ヲタクの人って、ひとつのものを飽きずにずっと好きな人が多いので、それが結婚相手に嵌まると浮気などせずに一生好きでいてくれるのでは？と思ったりする」といいことを言ったすぐ後には、「あ、でもアニメヲタクや声優ヲタクってす～ぐ推し変するからなぁ」と身も蓋もない。

「ざきにしタラレバストーリーズ」は表題のネタになったTVドラマにひっかけ、「もしも○○だったら」という仮定に基づいたエチュード。「もしも、西明日香が声優になっていなかったら」というお題であっちゃんが考えたのが「高校3年生の西明日香は声優ではなく、警察官への道を選んだ。仕事を開始するやいなや屈託のない笑顔と正義感から街の人気者になり、兵庫県ならず全国各地から交際を申し込む男性が殺到した」という妄想設定（なお、警官は本当に憧れていた職業の一つだとか）。あやちゃんが犯罪者役、あっちゃんが警官役でエチュード開始。ここであっちゃんからあやちゃんに「ちょっと裸で歩いてて」と指定がｗそこで、コートを時々バッと広げながら歩いている露出狂をあやちゃんが演じることに。あっちゃんが職務質問しているときにコートを広げて中を見せるそぶりをするあやちゃん。「なんでチクビを見せてんだ！」「私はブラしている設定だったワ．．．」のあたりでアレ？その後交番での事情聴取時に、お互いタイプであることに気付き、「これからはそのチクビは私だけに見せてくれ」「キュン♡」「これから渋谷区に婚姻届を出しに行こう！」って、男性にモテるんじゃなかったのかよ！

あやちゃんの「もしも、洲崎綾のスタイルが抜群だったら」という願望お題では「ボン・キュッ・ボンの綾は10代から世の男達をたぶらかしてきた生粋のエロテロリスト。すれ違って振り向かない男はいない程の美貌の持ち主だったが、自分になびかない男性が現れ、そんな彼に惹かれていくのだった」と言う設定。ここであやちゃん、「あぁぁぁ～ん♥♥今日もエッチがした～い．．」ってｗｗ歩いてきたあっちゃんに「今晩、どう？私がお相手してあげるわよ」というと、あっちゃん「ボクこれから声優のイベントいくんで結構です」ってｗｗ「なんのイベント？」と訊くあやちゃん。あっちゃんは「あどりぶです。ボク、ゆっこちゃん好きなんで」「ゆっこちゃんの魅力と言えば、はち切れんばかりのｵｯΠ」．．．ここであやちゃん「あぁぁぁ～ん♥♥胸が重いワァ」というものの、自身の胸元を見下ろし「ちっちゃ．．．」だってｗ

我が胸元をじっと見下ろす．．．．「ちっちゃ．．．」．．．ﾄﾞﾝﾏｲ

ラストのコーナー、「ざきにし結婚力バトル」で、家計簿管理の項では、あやちゃんが外食とバトルガールハイスクール（自身が主人公キャラを務めるソシャゲー）に大半をつぎ込むのに対して、あっちゃんは「家計はダンナさんにおまかせ♡」と小ずるい回答で勝利。つぎの「LINE対決」ではダンナの帰りを待つ新婚の妻が送るLINEという設定で、あやちゃんが最後に「ごえもん（飼い猫）と一緒に待ってまーす」とごえもんを抱いた画像を挟み込み、唯一点を稼ぐ（曰く、猫の手も借りたい）。

外食に半分を充て、自分の出演するバトガに残りのほとんどを突っ込ませるスタイル

あっちゃん、ズルい！これ結婚してから変わるヤツだｗ

「愛妻弁当対決」では、出来上がった材料を弁当箱に詰めて弁当を仕上げる競争。あっちゃんは、ご飯を少なめにして彩りよくいろんなものをあしらったのに対して、あやちゃんのはとにかくご飯を詰め込んで、その上に肉類を敷き込んだブタ用飼料肉食系弁当。ただし、あっちゃんがご飯に味をつけたのを見て、あやちゃんが肉に埋もれたご飯部分にゆかり（赤じその粉）をかけたので、紫に染まった白米に浮かぶ肉塊という感じになり、色彩的に「ゼルダの沼のやべぇヤツ」と言われてしまう。

あっちゃんのはご飯が少なめだがソコソコ栄養と色彩のバランスも良い。

あやちゃんのはゴーカイな肉on theライス。ライス中央のゆかりの紫色が毒沼っぽいｗ

結局「結婚力」が勝っていたのは．．．．多くは語るまい。

あとこの時のイベントは、婚活パーティということで、「舞台上では皆さんのことを見切れていない」ので、「いい男がいるかどうか物色するために出口でお見送りをする」という企画がｗｗ通り際に年収や、山や温泉を持っているなど自己アピールを叫んだヤツ多数ｗｗｗ

観客の持っていたオペラグラスを借りて、2階のオトコを物色するあやちゃん

通路脇の少しだけくぼんだところに二人が立って、その脇を通って観客が退場するという趣向だったのだけれど、二人との間には折り畳み式の長机がひとつあるだけで、近い方側の観客とは1mと離れていない状態だったが、混乱もなく終了。ま、このあたりのヘンなヤツがいないと言うのが洲崎西リスナーの特徴。あやちゃんも最後に言ってたけれど、女性声優が婚活イベントする、と言っても、そこでそれに眉をしかめたり、独占欲が強すぎてSNSなどで脅迫まがいのことをしたりという輩はおらず、それに乗って楽しめる層が揃っているというのが、いつも彼女たちのイベントに行っても楽しめる理由かな。

2000人をお見送りした二人。お疲れ様です。

いつも面白い仕掛けを考えてくれる洲崎西には感謝です。

リーフレットには自己PRが書いてあるけど．．．やべェ．．．

【収録内容】

1. オープニング

2. ざきにし婚活アンケート

3. ざきにしタラレバストーリーズ

4. ざきにし結婚力バトル

5. エンディング

BONUS TRACK Back Stage Vision