2018年9月に行われた、「艦これ」こと「艦隊これくしょん」とコンビニ「ローソン」の定例のコラボフェア、「『艦これ』ローソン鎮守府秋祭り二〇一八(フタマルヒトハチ)」キャンペーン。ラバーマスコット3品目。
今回は先に紹介した清霜
以外は、「軍艦」と言ってもちょっと特殊な船が選ばれているが、こちらも「戦闘艦」ではない。
浮かぶ工場=工作船「明石」。
当時日本にはきちんとした工作船はなく、他艦種流用の「朝日」のみ。ただ日露戦争時代から使用していた老朽化が進んだ戦艦からの転用で、図体が大きいばかりでスピードも遅く、広く展開した太平洋海域の戦線で活動するには速度も設備も足りなかった。
そこで、大戦中たった1隻建造されたのが、工作艦「明石」。他艦種からの改造や、建造途中艦船からの転用ではなく、純粋な専用船として一から設計された。修理用の木工鉄工設備だけではなく、溶鉱炉なども備え、武器の生産や新造などもできる性能を持った最新鋭船だった。中には軍属以外の民間人も多数乗り込み、特に食事は上等だったといわれている。
大戦の比較的初期に先任工作船である「朝日」が沈んだために、「明石」は唯一の本土工廠以外の遠隔地工廠として活躍した。永くトラック泊地に停泊し、旧日本軍の船舶修理の実に半分近くを処理できるその能力をフル回転させ、300隻以上を戦線復帰させるという活躍を見せたが、制海権および制空権を失い、トラック島の大空襲によりパラオに避難を余儀なくされる。
そのパラオにも連合軍の追撃は伸び、1944年3月、空襲によって被弾炎上、大破着底し破棄された。これにより損傷船舶の現地修理ができなくなった日本は、破損艦の本土帰投が必要となり、戦線離脱期間の長期化や、被害船舶帰投時でのさらなる被害の確率増加、往復の燃料の浪費などで、戦局の悪化に歯止めが利かなくなったようだ。
艦これでの明石は、当初はアイテム販売コーナーのキャラクターだったが、その後艦娘として実装。工作船のため、攻撃力には見るべきものがないが、船団に加えておくと小破以下の被害を修復したり、装備を強化したりできるらしい。遠洋まで出かけないとならない場合には重要な機能らしく、必要とされる場面があるらしい。
普段はセーラー服の上衣とミニ寸の袴(別名スケ○スカート)を穿いている明石だが、このラバーマスコットでは白っぽい生地に若草色の柄が載った浴衣姿。緑系の柄の浴衣はオーソドックスではないけれど、横からのショットだと、襟足などが見えて浴衣以外何物でもない。
そろそろ朝ですよ? 提督?今晩は寝なくていいの?
..なんで寝てないんですかね?....イヒヒヒ
襟足が見えている構図だからか、「浴衣感」強し。
「色」なのかなぁ、「ポーズ」なのかなぁ。
これは間違いなく浴衣という感じがする。
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購入金額
0円
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購入日
2018年09月04日
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購入場所
ローソン
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