以前からEssencoreのフラッシュメモリー製品を一度使ってみようと思っていました。Amazonでの価格は時々チェックしていて、あるタイミングでAmazonの「あとで買う」の中にmicroSDHC 32GBとmicroSDXC 64GBを入れておいたのです。
先日タイムセール祭りが開始となったタイミングで、セール対象のある品を買うかどうか悩んでいて、一度カートに入れたのです。しかし、やはり要らないかと思い直し、カートに移動してその品を削除したのですが、そのときに目にとまったのがEssencore microSDHC 32GBの660円という価格です。一応Class10対応でしたから、同等品の中でも最安値なのは間違いありません。そこで詳しく見てみると、この価格からさらにクーポン割引がかかっていることに気付いたのです。しかも以前見た際には100円引きクーポンだったはずなのですが、このタイミングでは何と400円引き。660円-400円は、と考えた時点で、即購入手続きをしていました。ちなみに同時に同じように値下がり+クーポン大幅増額があったmicroSDXC 64GBも買っていますが、そちらは改めて取り上げます。
今回購入したパッケージはAmazonの直販のものですが、きちんと国内代理店であるアーキサイトを通った永久保証品でした。
デザインは特に仕上げられておらず、黒一色の簡素なものです。しかし、この価格ながらmicroSD-SD変換アダプターはきちんと添付されています。
書き込みは決して速くないが、安ければ許される水準
それではいつも通りベンチマークテストを実行してみましょう。テスト環境もこれまで掲載したものと同様に、ASUS P6X58D-EのUSB3.0端子に接続した、iBUFFALO BSCR20TU3のmicroSDスロットに装着したものでベンチマークを実行しています。
まず、傾向としてはっきりしているのは、読み出しだけであれば高速タイプの他社製品に全く引けを取らない素晴らしい性能を発揮している一方で、書き込みの方はシーケンシャルで20MB/s前後がやっとという程度の遅さとなってしまいます。もっとも、書き込みに関してもランダム速度だけあればそこそこ優秀ですから、普段使いしている分には特に性能面での弱点は目立たないと思いますが。
はっきり言ってしまえば、microSDHC/microSDXCの32GBや64GBは元々ストック分を常に何個か常備していますので、128GBクラス以上で無ければ敢えて買う必要は無いと思っていました。今回は不自然とも思われるほど安かった価格につられてしまったわけですが、それを考慮しておけば結果そのものも充分に満足するべきと思われる製品です。
このレビュー執筆時点でもクーポンはつかなくなったものの価格は変わっていません。もっとも、売れすぎて次回入荷待ちとなっているようですが…。
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購入金額
260円
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購入日
2018年08月31日
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購入場所
Amazon
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