Linuxでは新しいBIOSをMicroCodeとしてOSにインストール出来ます。
MicroCodeが提供されれば、の話ですけどね。
LubuntuではDebian系のパッケージマネージャーの「Synaptic」でインストール出来ます。
私は以前Intel MicroCodeとしてシンストールし、アップデートもインストールしてきました。
そこで、どのバージョンがインストールされているかを確認してみましょう。
Synapticで「Intel MicroCode」を検索します。
下記ではインストール済みと最新バージョンが同じになっていますので、最新ですね。
それでは、インストールされている「Intel MicroCode」の内容を確認していきます。
Intel MicroCodeを指定し、「Changelogを取得」ボタンをクリックします。
Intel MicroCodeの更新履歴が出てきました、量が多いので「Ctrl+A」で全指定し、「Ctrl+C」でクリップボードにコピーし内容をエディターで確認していきます。
エディターの「Gedit」を立ち上げ、張り付けます、L1TF (CVE-2018-3646)までが入っていると確認出来ました。
が、このPC(CPU)対応バージョンが入っているか確認してみましょう。
下記のアドレスはIntelが公表している「L1 Terminal Fault (L1TF、Variant5?) CVE-2018-3646 INTEL-SA-00161 MS-ADV180018 」のCPUとMicroCodeの対比表PDFファイルです。
https://www.intel.com/content/dam/www/public/us/en/documents/sa00115-microcode-update-guidance.pdf
このPCのCPUはIntel Atom N4200なので表をみると、CPUIDは「506C9」で、New Production MCU Revは「0x32」と確認できました。
先ほどのGeditで「506C9」を検索すると、、Revは「0x0032」と確認出来ました、少し違いますが。
MicroSoftはAtom系のIntel MicroCodeをWindows Updateカタログ経由で配信してくれていません。
Windowsは放ったらかしなのでLubuntuは大丈夫なのかを確認出来ました。
Intel NUCやASRockはAtomでも修正BIOSを供給しようとはしていますが、中小メーカーは修正BIOSをMicroSoftに頼っている状況ではAtom系CPUのPCはWindowsで使えなくなっていきますが、Linux系OSでは一応大丈夫な様ですね。
Spectre & Meltdown Checker
https://github.com/speed47/spectre-meltdown-checker
端末でスクリプトをダウンロード
wget https://meltdown.ovh -O spectre-meltdown-checker.sh
spectre-meltdown-checker.shにに実行権限を付ける
chmod +x spectre-meltdown-checker.sh
スクリプトを実効
sudo ./spectre-meltdown-checker.sh
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購入日
2018年08月29日
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