なとり ソースカツ 袋4枚 です。

今朝、通勤時にコンビニで見付けてついつい買ってしまったのです…。

「カツ」の代用品（=なんちゃって勝）なんですわ！

これ、発祥は「駄菓子」なんですが、元は「カツの代用品」なんです。

「カツ」とは言う物の、実際は魚のすり身シートに衣を着せて油で揚げた製品。

（我が家には、オタフクの「お好みソース」だけありました）

オタフクの「中濃ソース」と「トンカツソース」をW使用したとの事です。

（自分には、二つのソースの味の違いは判りませんが…）

「チープさを極めた味わい」だと思うのですが、何故かこれが美味い。

想像するに、昔は「豚カツ」が高級品でどこの家庭でも簡単には食べられない…。

魚をすり身にした薄い「シート」に衣を付けて焼いたカツにソースを塗って食べて…。

「豚カツ」の雰囲気を少しでも味わおうとしたのではないかと。

まさにチープさ満点のこのお菓子が、なぜか美味しいのです。

唯一の問題あり！

でも、このお菓子、一つだけ弊害があります。

これ（または類似品）を食べた後、美味しかった筈なのにお腹は絶対に満足出来ません。

そればかりか、必ずある種の「空虚感」が漂います。

そして、100％「本物」が食べたくなります。

（実際、これを食べた日の夜ご飯のおかずは必ず「豚カツ」にしてもらってます）

ソースの味だけは「本物」をたっぷり味わっても、「動物性のタンパク質」や「脂肪」を体が欲するのでしょう。

だから、この製品は我家では「危険な食べ物」とされています。

だから…

そうなのです。

（小さ目のロースカツと海老フライの盛り合わせ）

だから、今夜予め「豚カツ」を先に予約して置いたのです。

（普通、あり得ない組み合わせ）

これで、もう「虚しさ」を味わう事はありません。

でも、「本物」を先に食べてしまうと本製品が余るけど…。

とまあ、本製品の方は「24時間遅れ」で食べてみました。

確かに、「魚のシートのカツ」は物足りない。

それにしても、このカツは辛味まで本物以上。

（本物のカツにマスタード入りのソースをたっぷり付けて食べるより辛い！）

結構「辛口」で、それが何とも後を引く…。

完全に、これはもう子供の頃に食べた駄菓子の「ソースカツ」ではなく、「1つの食べ物」として成り立っています。

「ソースカツ」、恐るべし！