紫外線硬化型接着剤です。
接着剤のカートリッジとUVライトが一体になっています(取り外せます)。
接着剤は少し粘度のある液体です。対象に塗布して、付属のUVライトで紫外線を照射するとたちどころに硬化します。理想的な使用条件として、液を薄く小さく塗り、UVライトの光を障害物なく照射できた場合には、たしかに5秒くらいで硬化します。
適応場面は、光が届くことが条件なので、面と面の貼り合わせはできません。
折れた部材を突き合わせるような場面では、破断面に塗っても硬化できないので、破断部位の周囲をこの接着剤でぐるりと覆って固めるような使用方法になります。
結果、接合部位が盛り上がりますが、仕上がりが透明なので、さほど目立ちません。
UVライトを照射する際は、面に垂直方向だけでなく、各方向から当てた方がよいのかなと思います(特に厚塗りにした場合)。
3mmくらいの距離から1点(1方向)5秒くらい静止しつつゆっくり移動していくのがよいです。
照射できる面積が狭い(直径5mmくらい)ので、小さく塗っては照らすことを繰り返したほうが確実です。
カートリッジの先端が金属のノズルになっていて、カートリッジの側面は押すとへこむ成形になっているので、液体を出して塗りやすいです。
注意事項が多いですが、あまり読んでません。
たぶん、光を直視するなとか、光を長時間当てすぎるなとか、匂いに気をつけろとか だと思います。
ライト部分は外せるので便利です。
このライトの光で、ダイソーのUVレジンも固まりました。
この液体は、ダイソーのUVレジンよりサラサラです。
切り口の処理にも対応できそうです。
カートリッジも外せて、別売りカートリッジもあるのですが、ライトを含む本体ごとでも価格に差がありません。
電池は交換できるみたいです。
こんなパッケージの商品もありました。これだと日本で500円とか1000円付けても売れるかもしれません。
⇨ と思ったら、日本のAmazon にありました。「5 Second FIX」517円~
「TV」のマークが見えるので、TV通販で売られていたのかもしれません。
今回はバルクなので、とても安価でした。
こちらの組み合わせも、入手性を考えると便利だし一応くっつくのですが、ライトが専用でないので、イマイチでした。
このOnTelの「5 Second Fix」は、トイ感(おもちゃっぽい感じ)は払拭できませんが、みかけによらず専用品だけあって だいたい期待どおり使用できました。
ダイソーのUVレジンも 5 Second Fix のライトで硬化しましたので、用途によって粘度の違いを使い分けることもできそうです。
相互に硬化後の上塗り、盛り上げが可能です。
ホットグルーガンを使用している場面で、きれいに仕上げたいとか、接着力を得たい場合には置き換えてもよさそうです。
接着剤の液体は、紫外線を当てない限り勝手に固まらないので(自然光でもゆっくりとは硬化する)、塗り直すとか手についたときでもきれいに落とすことができます。(手は手洗い石鹸で洗えばきれいになります。)
硬化のタイミングがわかりにくいのが難点です。一度に塗る量とか、照射する距離時間など、少し練習が必要です。いずれにしても硬化したかどうか棒状の物で突いてみるとか、指で確認するとか、チェックは行ったほうがよいです。未硬化だと液体が流れ出したり、知らずに触ってしまうと周囲がベタベタになります。
硬化後も独特の匂いが残ります。なので食器や子どもが触れる部分には使わないほうがよいです。わずかながら硬化後も何かが揮発または溶出するようです。時間を置くと抜けるのかもしれませんが。
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購入金額
129円
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購入日
2018年05月31日
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購入場所
Aliexpress
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