皆さんこんにちわ、こんばんわ。
今回は作成を頼まれたY字ケーブルPart.2です。
””標準フォンx2 → 3.5mmステレオミニ””となります。
今回使用したケーブルはモガミ電線株式会社製「mogami PART No.2930 MULTIMICROPHONE CABLE」です。
Y字ケーブルだとモガミ電線のNEGLEX2534やカナレ電気のL-4E6S、ベルデンCDTの88760あたりがよく見かけるものと思います。
以前の”キャノンコネクタタップ”の作成の際に余ってたので今回はNo.2930を使いました。
作成に使った材料と工具類
主な材料の紹介です。
線材:モガミ電線 mogami PART No.2930 MULTIMICROPHONE CABLE
(2芯シールドマルチケーブル / 横巻きシールド+ドレイン / 2ch)
フォンプラグ:トモカ電気 JS-101
(モノラル / スプリング内径6.5mm)
ステレオミニプラグ:ビスパ BSP-STMP-024GB6
(3.5mmステレオミニ / 段差付きプラグ / 太さ6mmケーブル対応)
製作に使った材料と工具
工具:カッター、ハサミ、ペンチ、細線用ワイヤーストリッパー、はんだごて、ライター&ロウソク
材料:モガミPART No.2930@1.5m、ステレオミニプラグx1、フォンプラグx2、はんだ適量、熱収縮チューブ(黒色5mm、6mm、8mm、10mm、15mmを適量 / Rch識別用に8mmの赤色チューブ)
あるとイイもの:ヒートガン、高収縮率の熱収縮チューブ
ケーブルを作ったことのある方々なら持ってる工具ですね。 初めてケーブルを自作するんだって方でもペンチ、細線用ワイヤーストリッパー、半田ごて以外なら持ってるアイテムだと思います。
ペンチ、半田ごてはダイソーで売っています。細線用ワイヤーストリッパーは1,500円あればAmazonで買えます。
シースが剥きやすいのは同じだが、太い!!
カナレのMR202-2ATと全く違う点は
「全体の太さ」
「アルミラップシールドか横巻きシールドか」
の2点です。
シースを剥くとこのようになっています。 綿糸の色合いと内部のシースの色が違います。カナレの方がぱっと見でどちらがLch・Rchか分かりやすくなっています。
あと、モガミ2930は外径7.5mmとカナレMR202-2AT(外径6.7mm)より1割ほど太いです。ステレオミニプラグを使う場合はかなりMR202-2AT以上にプラグを選びますので選定は慎重に。
ストリップとハンダ付けは以下のブログを参考にして下さい。
ブログ名
音響・映像・電気設備が好き / linear_pcm0153様
基本的にこちらのブログと俺のやってることの違いは「RCAプラグを使ってるか、フォンプラグを使ってるか」だけです。
作った結果
赤色の熱収縮チューブをRch側に使いました。
これならオペレーターに渡したときに分かりやすい・・・はず。
今回は前回の反省(L-4E6Sが可愛く感じるほど熱収縮チューブで固くしすぎた)を活かしてフォンプラグ→分岐部分の間は薄手の熱収縮チューブを4層にしました。
分岐部分は6層と固くしてありますけど・・・。
今回使ったステレオミニプラグも「スマホカバー対応の段差付きプラグ」です。これならカバー付きスマホや音楽プレイヤーでも困ること、面倒くさいことをする必要はありません。
今回は指への掛かりが良い具合になるように(位置を計算して)熱収縮チューブをかけてみました。 男性オペレーターならピッタリ合うはず。
手袋をした手でもしっかり引っ掛かるようにしてあります。
慣らしとチェックを兼ねて鳴らし中(→ギャグじゃないよ?)
慣らし&初期チェックも兼ねてこのケーブルを使っています。
自作PC(Intel Core i5-6500+ASUS H170-PRO GAMING)
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USB-DAC EHP-AHR192SV(エレコム製ハイレゾDAC)
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今回のケーブル
(モガミ2930+トモカJS-101+ビスパBSP-STMP-024GB6)
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ミキシングコンソール
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(スピーカーケーブル:モガミ電線NEGLEX2534)
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フォステクスPM0.4B
以上のような構成で試しています。
カナレのマルチケーブル(MR202-2AT)とモガミ2930でブラインドテストをしたら当てられる気がしません。そのくらい似た感じだと思います。
基本的にこのケーブルを使うのは大学生&地元のイベント屋(PA エンジニア)なんで音質云々は野暮な話か・・・な。
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購入金額
0円
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購入日
2018年02月27日
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購入場所
自分
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