先日熟成を経た6年モノのLAN-HDD
の封を切ったが、付属のUSBケーブルが短くてレイアウト的に届かない。そこで調達した長尺USBケーブル。
特徴?は(およびこちらからの要求性能は)、B端子(デバイス側)が「mini-USB」型であること。
最近デバイス側でUSBポートの設置容積の小型化が必要な場合は、基本「micro-USB」B端子で、それに対して強度が必要な場合はフルサイズの「Standard-USB」B端子(スキャナなどに使われる四角いヤツ)、という住み分け。以前「Standard-USB」の省スペース版として企画された「mini-USB」端子は、いわば「中途半端な大きさ(小ささ)」のため、ほとんど見なくなった。
ただ2011年発売の外付けUSB HDD=Touro Deskは、「mini-USB」端子採用だった。一応接続ケーブルは添付もされているのだが50cmと短く、TVの設置位置とHDDの位置関係的に足りなかった。
そこで調達したStandard-USB Aコネクタ⇔mini-USB BコネクタのUSBケーブル。長さは安心の2m。手近な店で一番安かった長尺品。
ただこの店では、mini-USBケーブルはほとんど在庫がなく、メーカーが二択で、あとは長さ程度しか選択の余地がなかった。今でも多くのスマホやDAP等に採用されているmicro-USBケーブルの、陳列フック3段に渡る「よりどりみどり」状態からはあまりの格差。USBケーブルってデバイス付属のものを使うことが多いので、久しぶりにケーブル売り場の勢力図を見たけれど、完全に世は「micro」。「mini」はそのうち消えてしまいそう...
モノとしてはふつーのUSBケーブル。極細...というほどでもなく、さりとて太過ぎることもない。細いわりにはやや硬めのケーブルだと思うけれど、硬すぎて困る...というほどでもない。コネクターは「コンパクト!」というほどではないが、ゴツすぎもしない。
こういう「普通のmini-USBケーブル」も今後は品薄になっていくのカナー...
【仕様】
コネクタ形状:USB(A)オス - USB(mini-B)オス
規格:USB2.0規格(HI-SPEEDモード)認証
省スペースの接続方式はmicroにほぼ統一され、徐々に滅びつつある(2018年現在)
フルサイズのUSB端子(Standard-USB)の省スペース版として企画された「mini-USB」、後を追うように追加された更なる小型規格「micro-USB」に駆逐され、今は凋落の一途(mini版は最大USB2.0までの対応で、USB3.0タイプは用意もされなかったのもこれに拍車か?)。
さらに、2015年発売のMacBookに搭載されて普及の兆しが見えてきた新規格USB3.1の「Type-C」端子は、裏表の区別なく、ホスト側⇔デバイス側の区別もないので、高速USB規格はこれに統一されていくと思われ、特に中途半端なmini-USB端子は今後新たにリリースされることはないのでは...?
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購入金額
684円
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購入日
2018年02月12日
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購入場所
ケーズデンキ
れいんさん
2018/02/14
とんと見かけなくなりました
cybercatさん
2018/02/14
jakeさん
2018/02/15
cybercatさん
2018/02/15
幅的にはmicroとminiって大差ないんですが、薄型化の要求が強いスマホなどの対応で、厚かったのは致命的でしたね。