怪談イズデッド 飯島しんごう
説明
市立菊原小学校の会議室で夜な夜なおこなわれている話し合い。そこに集うのは「テケテケ」「トイレの花子さん」「プールの幽霊」「人体模型」「ガイコツ模型」「ヒキコさん」「二宮金次郎像」。これは時代の変化に翻弄され影が薄くなってしまった彼らによる、儚くも健気な生存戦略の物語である――!! エロス! タナトス! ナンセンス! 「学校の七不思議」はせちがらい現代日本を生き延びられるのか? 流行らないとすぐに死んじゃう新感覚サバイバルギャグ!
学校の七不思議を司る幽霊たちは、大ピンチに陥っていた。高度情報化社会において、デジタルグッズで遊ぶ子供達には幽霊なんて時代遅れ。怖がりもしないし、話題にも登らない。話題にならない七不思議は悲しいことに、忘れられる=存在がなくなってしまうのだ。まだ成仏したくない学校の七不思議達は、なんとか子供達を怖がらそうと、忘れられまいと必死に頑張る。
今日も子供達をどう怖がらせようかミーティングを重ねるのだが。
シモネタに走ってしまう人体模型と骸骨模型、無駄に美人なヒキコさん、ちょっとグレてる花子さん、そしてド級のアホのテケテケといったメンツでは、まともな怪談にはなりそうにない。
怪談は死んでしまうのか? ナンセンス系ギャグ満載で生き残りをかける、それが怪談イズデッドだ。
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購入金額
700円
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購入日
2014年11月07日
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購入場所
amazon
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