Wi-Fiでつながる監視カメラです。
カメラのパン・チルトの動作ができ、ネット越しのリモートで操作が可能です。
パッケージ
- 本体
- ACアダプター(5V2A・microUSBプラグ)
- 壁付け用ブラケット
- 説明書(多言語)
接続手順
- 本体の電源を入れます(ACアダプターをつなぐだけ)。
- Android または iPhone 端末にアプリをインストールします。
- アプリ上でID(メールアドレス)とパスワードを登録します。
- アプリでカメラを追加します。(カメラが設置接続したいルーター下にあること、端末がそのルーターにつながっていること、端末は2.4GHz帯で接続していること)
- カメラを選択します(QRコード、または手動([その他] > [IPカメラ] > [WiFi設定])⇨ カメラが音声で反応する)
- アプリからルーターのSSIDに対応するPASSを入力
- カメラを端末に近づけ、情報をカメラへ転送する - アプリではじめてカメラの映像を見る時、パスワードを初期パスワードから変更する
- おそらく、設置するLAN環境(ルーター)を変更するときはリセットが必要と思われます。
リセットの方法は、電源をONにして、ピンなどでリセットSWを15秒以上押します。
できること、できないこと
- カメラとログインした端末だけがつながります。同一IDで複数端末から同時にログインはできます。言い換えると、別のIDでログインした端末からはつながりません。
- 映像の解像度や動きは良好です。
- Windowsアプリもあるので、PCの大きな画面で閲覧できるし、操作できる項目がスマホアプリよりも充実しています。
- リモコン機能があって、どの機器のリモコンかリストから選んで登録するとカメラからそのリモコンと同じ赤外線信号を送信できます。(リストにないものは手動設定できます)
- アプリの画面から行うパン・チルトの操作は、動作が緩慢でなかなか思う角度になりません。カメラ角度をスマホアプリの場合5種類、Windowsアプリの場合ならもっとたくさんプリセットできるのでこれを利用するとすばやく所望の映像を得ることができます。
- 微博とかQQというのは中国のSNSのことだと思いますが、アプリのIDをこれらSNSのIDにリンクすることができるようです。中国以外では使い途を思いつきませんし、セキュリティのリスクが増えそうなので使用しない方がよいでしょう。
- アプリは日本語でも使用できますが、必ずしも正確な翻訳とはいえないうえ、なかには字数があふれて読めないという不備もあります。
- 本体の電源口であるUBSコネクタが緩く、すこし触れただけで停電となり、リセットされます(触らなければ大丈夫)。
- カメラ映像のスクリーンショットや録画は、本体にmicroSDを挿入するか、WindowsアプリでPCにファイルとして保存できます。
- httpを使用せずアプリによるP2P接続なので、いくらかセキュアな気はしますが、よくわかりません。
Androidアプリ
Windowsアプリ
セキュリティーのこと
先日のNHKスペシャル「IoTクライシス」で、ウェブカメラが乗っ取られるという話題が取り上げらていました。
https://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2017_1122.html
パスワードをデフォルトから変更せずに使用したりすることは論外としても、ネット越しに映像を送受する以上は誰かに傍受されるかもしれないことは常に覚えておいたほうがいいのかなと思います。
なので、高度にプライベートな空間にはカメラなど設置しない方がよいのでしょうし、どうしても設置する場合は確実に機密性の検証が行われている機種を選定するべきなのかなと考えます。
この点、このカメラはセキュリティの低さについてよく語られる中国製なので、とくに留意しておく必要はあります。
オフィシャル
(このカメラの設定を依頼いただいた際に メモとして記述しました。)
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購入金額
0円
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購入日
2017年12月29日
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購入場所
れいんさん
2017/12/29
ちばとどさん
2017/12/29
ウチのすごい古いエアコンも操作できましたん。
帰宅時、外出先から室内を温めて(涼しくして)おくという 近未来が今ここに!
それと、留守番ネコの働きぶりも確認できて、たのしー。