WEBで新商品発売の記事を見て、面白そうだったので購入してみました。

LENSBABYによるとセレクティブフォーカスレンズといって、ピント位置を画面中で移動できるレンズです。

個装箱は、小柄で、レンズ以外に2種類のマニュアルとレンズポーチが付属していました。

マニュアルは、ティルト機構部分とレンズ自体のマニュアルです。

80mm F2.8-F22の単焦点 マニュアルフォーカスレンズで、ニコンマウント用を購入しましたが、絞りも手動のため、マニュアル撮影用のレンズです。

フォーカスリングとティルトでピントを合わせるので慣れが必要です。

ティルトに必要な力は、最下段のリングを回すことで、緩くも硬くも設定可能です。

レンズを自由にティルトできて、ティルトは0-15度の間で全方向に自由に動かすことができます。

仕様は以下の通りです。

ティルトする角度と絞りによって、フォーカスエリアを設定すると、フォーカスが合っていない所は、流れるような効果が出て、結構面白い画になりますが汎用性は低く、特定用途のレンズという感じです。

何処を写したかったのかが非常に分かり易い写真になります。

ただ、ティルトさせなければ、普通の80mm F2.8のレンズなので、被写体に威圧感を与えないコンパクトレンズとしてスナップショットには向いていると思います。

80mmF2.8という比較的明るいレンズなので、絞り開放ではそこそこ被写界深度が浅いのではないかと思います。

レンズ自体を引っ張るとレンズ長が伸び、接写モードになります。
接写モードでの最短撮影距離は56cmですが、80mmレンズなので、汎用性の高い焦点距離のレンズだと思います。