タイトル通りです。
Fire HD を root 化して、Lineage 16.0 をインストールして楽しもうと思いました。
先日購入した Fire HD 7 (2020) を使用したところ、Androidタブレットと考えた時に使いにくかったのと、大きめのタブレットを使ってみたい欲求に勝てず購入しました。
とりあえず安価で入手出来そうだったジャンク品を中心にネットで物色。
送料込の3,500円で充電出来ず起動出来ないジャンク品にしました。
届いたので最初にアルコール消毒。
このあとベタベタ触りますからね。
・1日目
早速殻割り。
下記の動画が非常に参考になりました。
https://youtu.be/ySng9x-9qK8
ちょっと手こずった。
赤丸の部分の爪のせいで外れにくくなっています。
勢いに任せて剥がすと、この裏ブタはプラスチックなので真ん中付近から割れて折れてしまうケースがあるそうです。
今後、分解する機会があるので、3つの爪はニッパーで除去しました。
トルクス5でネジを取って基板を見るがUSB端子に怪しい曲がりが見当たらない。
動画の中でバッテリー残量ゼロについて解説されていたこともあって、一応USB端子に接点復活剤塗って10分くらい充電。
起動したー!
単純にバッテリー残量ゼロ+USB端子の接触不良だったようです。
とはいえ、USB接続は指で押して少し傾けたまま接続しないと充電されないことがわかった為、USB端子は最終的にリフローしてあげる必要があると思いました。
とりあえず工場出荷時状態にリセットして、充電させたまま1日目終了。
・2日目
端末のAndroidバージョンは5のようです。
今更、Android 5 を現役で使おうとするのは酷な話です。
やはり、Lineage 16.0 (Android 9)にすべきかなとと改めて思いました。
Android 9までいけば、利用出来るアプリが増えますし、数年は使えることでしょう。
下記サイトの情報に沿って root化を試みる。
https://osmaniax.1banzaka.com/gadget/amazon-kindle-firehd-8-10%e3%81%aeroot%e5%8c%96%e3%81%ae%e6%9d%a1%e4%bb%b6%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/1135
とりあえず、現状バージョンは OS 5.6.9.0 (659658220) でしたが、mtk-su(mtk-su_r23.zip)を入れて実行。結果は失敗。
下記のようなエラーログが出力されました。
shell@suez:/data/local/tmp $ ./mtk-su -v
armv8l machine
Failed critical init step 4
This firmware cannot be supported
色々と調べると、特定のFirmwareバージョンの時にルート化出来るようでした。
WIFIを設定して繋ぎっぱなしにしていましたら、勝手にFirmwareがバージョンアップします。
なので、通常は穴が塞がれたバージョンへ自動的に更新されてしまいます。
ストックROMから過去バージョンを焼いてあげてダウングレード、ルート化、ロック解除、LineageOSのインストールというざっくりな手順でイケるような気がします。
・3日目
■ ダウングレード
※ハードブリック(完全文鎮化)するのでやってはいけません!
事前に Windows PCにadbツールが使用できる環境を用意します。
次にadbドライバのインストール
下記からKindle Fireドライバー(kindle_fire_usb_driver.zip)をダウンロードします。
https://developer.amazon.com/ja/docs/fire-tablets/connecting-adb-to-device.html
インストーラーを起動して普通にインストールします。
Fire HD 側の開発者オプションで ADBを有効にする をオンにして、Windows PCに接続。
コマンドプロンプトで下記のコマンドを実行してデバイスが表示されたら接続できている。
>adb devices -l
List of devices attached
xxxxxxxxxxxxxxxx device product:suez model:KFSUWI device:suez
アマゾンサイトから update-kindle-40.6.3.6_user_636558520.bin をダウンロードしておきます。
直リンクは良くないと感じたため、こちらは各自調べて入手してください。
Fire HDタブレットとPCを接続しているUSBケーブルは外しておきます。
Fire HDタブレットをシャットダウンします。
電源オフの状態で「電源ボタン と 内側音量ボタン(ボリュームアップ)」を同時に長押し、「amazonロゴ」がでたら離します。
「注意マーク(三角形に感嘆符)」がでたら、再度「電源ボタン と 内側音量ボタン(ボリュームアップ)」を押すとリカバリーモード画面が表示されます。
下記を実行します。
・wipe data/factory reset
・wipe cache partition
・apply update from adb
USBケーブルをFire HDタブレットとPCに接続して、Windowsのコマンドプロンプトにて下記コマンドを実行します。
〉adb sideload update-kindle-40.6.3.6_user_636558520.bin
ここで、初めて知りました。
adb sideload ではバージョンアップは出来てもダウングレードをすると100%文鎮化するということを・・・。
preloadとして MediaTek のUSB機器として認識しますが、ブートローダーのアンロックをしていないので、完全に文鎮化となりました。
オワタ \(^o^)/
13日目…
2台目としてメルカリで\4,000 円のものを購入。
色々と調べた結果、下記でroot化とランチャーカスタマイズまで実施した。
なお、実施バージョンは OS 5.6.9.0 (659658220) で、問題なく行うことが出来ました。
ファイルの入手先が adfly で少々ウザイくらいでしょうか。
それなりの対策をしないと、PCが汚れてしまいます。
# Dirty COW による root化
参考:
https://demikko-no-bibouroku.hatenablog.com/entry/2018/02/09/163023
# Google Playの導入
参考:
https://ygkb.jp/6312
とりあえずは、spacedeskを入れて拡張ディスプレイとして使用していきます。
もう1台入手したらカスタムファーム導入を続行したいと思います。
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購入金額
3,500円
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購入日
2022年01月10日
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購入場所
PayPayフリマ
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