Reprap Prusa i3の改良版で、オートレベリング機能とフィラメント切れ検出印刷継続機能というのが追加されています。
フィラメント切れ検出印刷継続機能は、フィラメントが無くなったら一時停止して、フィラメントの補充後一時停止した場所から出力を再開できます。
またこの機能を使って、出力途中で色違いのフィラメントに交換することで、多色での造型が可能になります。
対応するフィラメントはPLAのみ。(ヒートベッドに手を加えるとABSも使えるらしい)
最大の造型サイズは 220Lx220Wx220Hmm。
結構大きい物も作れます。
まだ試している段階ですが出力品質も悪くないです。
■ 御開帳~
箱は思いのほか小さかったです。(32x45x15 cm)
また、凹んでたり少し破れてたりしていますが、気にしません。
中身は緩衝材でしっかりと梱包されています。
最上段にはフレーム類が収納。
2段目にはケーブル類とシャフト類が収納。
3段目には液晶、ステッピングモーター等の電装品が収納。
■組み立て
フィラメント切れ検出の部品です。
上部はフレーム部の突起部に突き当てて、下のネジ2本で挟み込みます。
が、標準のナット(右側の正方形)だと抜けてしまってネジの固定がしにくいので、本体部品の余ったTナット(左側)を使って固定しました。
■オートレベリング
ノズルに圧力センサーを取り付けて、オートレベリングを行います。
テーブル数カ所を測定して、印刷時に場所ごとの高さ微調整を行う様です。
■印刷テスト
添付品のフィラメントを使ってテストします。
テストデータはNanoPi NEO用のケースを使いました。
1GBのSDカードをFATフォーマット(多分必須)して、3Dプリント用のアプリ Cure を使ってSTLをG-Codeに変換、SDカードにセーブしました。
いきなり失敗・・・
CureにPxmalion Corei3を追加して再度SDカードにセーブ。
今度は中央で印刷されました。(青いフィラメントに交換しました)
Cureでの設定内容がまだよくわからないので、設定されたままで1時間50分かかりました。
テーブルに塗るスティック糊は、評判のトンボ シワなしPiTです。
出来は・・・
ヘッドの移動スピードが速かったか、若干隙間が出来てしまいました。
Cureで設定しながら今後調整していきます。
餃子の羽みたいな部分をちぎって断面をヤスリで削りました。
結構いいです。
設定が煮詰まれば満足できる出力品質になりそうです。
■ 欠点
そのままだとフィラメントが絡まってしまうので、フィラメントホルダーをなんとかしなければなりません。
利用可能なデータが無いか探してみます。
■■■ 2017.10.22 更新 ■■■
ドライバーとバックロードホーンエンクロージャーを使ったやっつけフィラメントフォルダー。
しばらくこれで充分かもw
■■■ 2017.10.22 更新 その2 ■■■
フィラメント切れ検出印刷継続機能も確認出来ました。
確認のついでに2色成型してみました。
テストに使ったデータはこちら。
https://www.thingiverse.com/thing:1698298
やはり橋状の部分は垂れますね。
NEOを組み込むとこんな感じ。
あ、NEO2はLANとUSBコネクタがNEOと違うのでこのケースには組み込めません。
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購入金額
25,680円
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購入日
2017年10月頃
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購入場所
Amazon
yosyos888さん
2017/10/22
色々作れますね。
通りすがりのおじさんさん
2017/10/22
ChiPiDAC専用ケースも作りますw
タコシーさん
2017/10/22
価格も意外にリーズナブルですね
制御ユニットは別価格なんですか...
しかしこういう時代ですか...
通りすがりのおじさんさん
2017/10/22
制御ユニットも入ってます。
必要な物は全部あってこの値段です。
待ってて良かったな~と・・・w
慣れてないので、組み立てにかなり時間かかりましたけど・・・
タコシーさん
2017/10/22
恐るべし...中華パワー..?
通りすがりのおじさんさん
2017/10/22
yosyos888さん
2017/10/23
最後の仕上げが必要そうですが、実用になりそうですね。
通りすがりのおじさんさん
2017/10/23
たまに工作時の冶具として活躍してますw
ガラスをビルドシートに変更して、出力設定を詰めていけばかなりいけると思います。