1993年に任天堂から発売されたスーパーファミコン用のアクションゲーム。

本作は、ファミコン10周年を記念して製作されたソフトです。ファミコンやディスクシステム向けに発売された『スーパーマリオブラザーズ』（1985年）、『同2』（1986年）、『同3』（1988年）、及び、『スーパーマリオUSA』（1992年）の計4作品がリメイクされて収録されています。

『スーパーマリオブラザーズ』の画像比較（上が本作、下がオリジナル版）

ゲームの構成はオリジナル版を踏襲していますが、ハード性能の向上に合わせて、グラフィックとサウンドが大幅に見直されています。操作性の点では、A・Bボタンの役割を入れ替えることができます。また、システム的にセーブ機能が追加されましたので（作品ごとに4つまでセーブ可能）、オリジナル版をプレイされた方は難易度が易しくなっているように感じるかも知れません。

『マリオブラザーズ』のミニゲーム

とは言え、「無限増殖」に代表される裏技なども再現されており、全体的には満足できる内容になっていると思います。個人的には、『スーパーマリオブラザーズ3』でハマッた『マリオブラザーズ』のミニゲーム（対戦専用）が、タイトル画面から選べるようになった点が嬉しい変更でした。

■ 収録作（オリジナル版）