ディズニー・ピクサー渾身のCGアニメ映画 CARS 第三弾
CARS CROSS ROAD
主演のライトニング・マックィーン の ボトルキャップ
車好きの愛に溢れた映画 CARS
監督のジョン・ラセターは、1957年生まれ
同世代の日本人のそれと、彼のカーライフは異なると想像しますが、
きっと出先でガス欠になりかけたり、真夏にオーバーヒートしたり。
パンク修理を手伝ったり、誰も来ない場所で ヒミツの運転練習をしたり。
おとなになったらイカスクーペに乗りたいぜ とか
でかいバンでみんなを乗せてキャンプに行くぜ とか
ワックスでピカピカに磨き上げたり、タイヤにホワイトリボンを入れたり
ステッカーを選んだり、自分のカーナンバーを夢想したり、、、、
きっと 私たちと同じなんだと思うんです。
だから映画CARSは車好きの心を打ちました。 深いところに噛みつきました。
ガールフレンドのサリー(水色のポルシェ)と一緒に走る道 跳ねる水 巻き上がる木の葉
焚き火のシーンで流れるジェイムス・テイラー
タイヤ交換に魂を燃やすルイジとグイド
ライトニング・マックィーンは、機械じゃないので、自分の気持ち次第で出力が上がり速度が増します。
応援されて気持ちを込めると先行車に追いつく表現は、実写版レース映画で採用されると、車好きは萎えますが、CARSでの表現なら受け入れることが出来ます
共感できるんです。
CARS2 は 一転して007テイストの展開でした
物語の面白みは、車映画のそれとは離れてしまい、マックイーンとメーターくんとの友情物語に
なってしまいました。
エンターテイメントとしては及第点ですしピクサーらしい映像美も楽しめますが、CARS1の世界とは乖離してしまいました。
で、CARSクロスロード これこそがCARS2なんだと聞いて 期待して劇場鑑賞してきました。
私寝るかもよ と言っていた家内も最後まで楽しんでくれました。
期待していたCARSの真正続編としての作品だとは言い切れませんが、車好きの気持ちは掴んでくれます。
ジョン・ラセターは一線を退きブライアンフィーが監督を担当
自由の国アメリカも 半世紀前までは女性の権利は制限されています。
未だ女性大統領は誕生しておりません。
新ヒロインのクルーズラミレスは物語の中で自分自身を知り、自分自身を愛し、自分で可能性を切り開く道を見つめ直します。
今はなき恩人のドッグハドソンの盟友達が多数登場しますが、中でも女性レーサーの草分けであるルイーズの存在は マックイーンにもクルーズにも大きな影響を与えてくれました。
ラジエーター・スプリングスの住人である
フラワームーブメントを象徴するワーゲンバスのフィルモアは「変化ならなんでも良い」といい
ウィリスジープのサージは、変化を嫌います。 でもどちらにも確固たる理由は存在しません。
女性の権利や 旧態然としたイデオロギーに 軽くジャブを出す手法は ジョン・ラセター作品とは
一線を画すものだと思います。
でね、映画CARSクロスロードはどうだったのか?
面白い。
10年の間にCGは恐ろしいほどの進歩を遂げております。
マックイーンが乗るトレーラーヘッドのマックが、大陸を横断するシーンは圧巻です
実写より綺麗かもしれません。
固い浜辺を疾走するマックイーンが掻き上げる砂塵、
サンダーホロウのマッドロードの泥の表現は過去に例を見ません。
そして全編に流れるアメリカンサウンド カントリー・ロックと呼ばれるノリノリの音楽が素晴らしい。 エンディングでは奥田民生のギターに泣けます
帰宅したら、すぐに新しい弦を張ろうと決めた元ギター小僧は日本に何百人いるでしょうか。
泣ける度 1>3>2 圧倒的に1が泣けます
ダイナミックな物語度 2>3>1になると思います。
ライトニング・マックィーン
PEPSIコーラにおまけでついてくるようなボトルキャップ
裏
ここに磁石を貼り付けて
マグネットマスコットに改造しました
このペットボトルキャップの価格は630円(税込み) 高いわね。
でも、もし街でライトニング・マックィーンやメーターくんに出会ったら
すぐに色紙を買ってきてサインをねだるでしょ?
欲しくなります。
その気持を込めて シネコンの売店で買ってきました。
コイツもほしいけど ちょっと高い。 まずこれを と思って買ってきました。
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購入金額
630円
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購入日
2017年07月16日
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購入場所
MOVIX京都 売店
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