タイトルの通り、武器の歴史、形、用法、威力を記載した書物。
これを買おうと思ったのは、大学生の頃。
勿論!!
勉学の為ではありませんw
プレイバイメールだとか、TRPGだとか、そういった遊戯の為ですね。
あの頃は、今は亡きDagamaの読者参加型ゲームとか、そういった物の投稿にハマって頑張って絵を描こうと思っていたなあ。
そこで、書店で資料になりそうなものを探して、見かけたのが初見でした。
が、そこは生活費をやりくりして、食費と遊興費が時折入れ替わるような学生でしたので、リセールバリューが少ない書籍は、そうそう買えるものでは無かったのですw
故に、購入に至ったのは予算の都合が出来た最近のお話です。
有史以前からの武器と呼ばれるものを収録している図版本
手の武装(所謂近接武器)
手投げ武器
携行用発射装置(弓から銃器まで)
脚架付き発射装置(投石器、攻城兵器から火砲まで)
定置武器(罠から地雷、機雷まで)
爆弾及びミサイル
化学兵器、核兵器、生物兵器
地域別、時代別索引
というように、分類されておりまして。
外観のデザインなどは、代表的なものの特徴的なイラストのみの掲載。
成立の経緯、用法、構造などの解説は有りますが、逸話や伝説などのエピソードのようなフレーバーは殆どありません。
純粋に武器の解説に終始していますね。
一つ一つの武器を踏みこんで知りたいと思う分には物足りないと感じる事は有るかもしれませんが、進化の流れなどを知る事が出来るのは素晴らしいですね。
これが定価3000円で出版されているのは本当にお得、なんですけれども。
学生時代は、その金額は半月分の食費に相当していましたので、無理、でしたw
マール社の本は内容に比して、とてもお安い価格が付いている事が多いので、お財布が許すなら、お勧めなんですよね。
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購入金額
1,500円
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購入日
2017年06月26日
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購入場所
むーすんさん
2017/06/27
L2さん
2017/06/27
なんという読書センスの素晴らしい喫茶店!
この本は、所謂解説本とは違って、資料がきちっとしていて、図版なども、出土品や、収蔵品を模写したものを使っている事が多いので、象徴としての武器の歴史とか、機能のみを追求した近現代のスマートさが、小説よりも奇なり、という感じでワクワクします。