先日、奥さんから「シンクの所に置いているスポンジかごと台座が滑って困る」と相談され、対策を考えていました。
シンク自体にスポンジ入れが備わっているのですが、水が溜まり易くカビ易いそうでステンレス製の台座とセットのスポンジかごを使っています。
キッチン周りは人工大理石なのでステンレスのモノはよく滑ります。
とりあえず滑り止め対策で思いついたのが、以前より使ってみたかったラバーペイントを台座の下の人工大理石に吹き付けてみればいいんじゃね?(ラバーペイントを使ってみたいだけとも言う(^^; )
ちなみにラバーペイントとは、塗った後に膜状にベロンと剥がせるペイント剤で、しばらく前にスプレー缶で売られているのを見て気になっていたんですよねぇ。
液体ゴムの塗装スプレーで塗った後に元通りキレイに戻せるだけでなく、部品保護やさび止め、滑り止めとしても使われており、今回は正に滑り止めとして使います。
という事で、ラバーペイントを探すと極端に安い本品が見つかりました。
zigsow内でも使っている人がいたので、大丈夫かな。
初回限定価格との事で安いっぽいのですが、同時に購入したマットブラックは
特に限定価格と書かれておらず 298円でしたので、基本の売値はこの価格になるのかな?
なんか心配になるくらい安いんですけど(^^;;;
「油性タイプ」で使用できない素材はプラスチックや撥水処理加工されているモノで、下地が溶けたり塗装がのらない恐れがあるそうです。
ただ使用者の声を探すとプラスチックでも結構いけているようですが、出来るだけ避けた方が良いでしょう。
塗装してみた
まず塗装する場所ですが、スポンジの水が流れるように元のスポンジ置きの奥側にカゴを設置しています。
塗装する面の水分や油分、汚れを落とし、台座が乗る場所だけ塗装するべくマスキングします。
はじめにスプレー缶を 1分程度よく振って液体を攪拌します。
そしてまず薄めにムラの無いようにスプレーします(下地)。
5~10分程乾燥させたら、2回目の塗装を行ないます。
まだまだ元の地模様が見えています。
乾燥と塗装を 3~4回繰り返す事で膜が厚くなり、地模様も見えなくなってきます。
「マスキングしている場合は乾く前に剥がすように」という注意書きがあるのですが、重ね塗りしている時点で何度か乾燥させているのに大丈夫なのか?と思いつつマスキングを剥がすと、やっぱり一緒に剥がれちゃいますよね....(塗装面右側)
仕方がないのでカッターを入れながらマスキングを剥がしたので、周囲が波打ってます(--;
もっとも少し大きめに塗装していたので周囲に定規をあてカッターで切れ目を入れ剥がすと
ちょー気持ちいい!!
ステンレスの台座の上面も並行して塗装しており
裏の縁だけマスキングしておいたら、内側の方までスプレーが回ってました(^^;
細かい白い粒となって付着していましたが、ペーパータオルで擦ってやると簡単にキレイに剥がれました。
こちらの台座を先の場所に乗せて
スポンジかごを乗せても滑りません(^^
縁の処理が難しい
今回塗装したのがステンレスの台座の上面全体と人工大理石だったので多少カッターを入れても傷が入らず良かったのですが、カッターを入れるのが難しい(傷がつき易い)場所への塗装だとマスキングを剥がすのが難しそうです。
塗装が乾燥する前にマスキングを剥がせとありますが、重ね塗りするのでマスキングごと塗られており膜は必ず繋がっています。
下地を傷つけずマスキングを剥がすには熟練の技が必要そうです。
今回はとにかく広めにスプレーしてみたくこの様に塗装しましたが、本来なら台座とスポンジかごの足の部分だけ塗装してやれば奥さんからの要件は済みますね。
次に塗装する時には、その様にしたいと思います。
そして塗装面の耐久期間ですが、3ヶ月~6ヶ月となっています。
今回塗った場所は擦れるのが前提の場所でしたので、もっと短い命だと思いますがどの様になっていくのか観察したいと思います。
それと本来室内でスプレー缶(特に油性)は使うべきでは無く、良い子は真似しないでね(^^;;;
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購入金額
198円
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購入日
2017年07月12日
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購入場所
Amazon
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