レビューメディア「ジグソー」

定格使用も考慮しての1500X、XFR3.9Ghzなのでなかなか良い

更新: 2017/06/17
総評

i5-7500~7600対抗でシングルスレッドはi5-7400並、マルチは圧倒

 
Photoshop、SAI、軽いゲーム目的の従姉妹PCを予算10万前後で組むためI5-7500や1600と比較して1500Xで組みました。

1500XはSMTがあるので4コア8スレッドL3/16MBのTDP65W。
定格3.5-3.7Ghz、XFRは付属クーラーで1コア3.9GhzまであがりPhotoshopやゲームではI5-7500には少し及びませんが、軽いゲームがほとんどで並行作業が多くグラボは必須なので1500Xにしました。
どうせなら1600にと考えましたが動画は編集などしないし少し予算オーバーにもなるし、定格使用も考慮しての1500Xです。

構成
【CPU】 Ryzen 5 1500X Spire 3.5-3.7GHz/4C/8T/16MB
【CPUクーラー】 付属Wraith Spireクーラー
【マザーボード】 MSI B350M BAZOOKA
【メモリ】 Corsair CMK16GX4M2A2666C16 [DDR4 PC4-21300 8GB 2枚組]
【グラフィックボード】 玄人志向 GF-GTX1050-2GB/OC/SF [PCIExp 2GB]
【SSD】 WESTERN DIGITAL WD Green WDS240G1G0A 240GB
【HDD】 WD 2TB WD Blue WD20EZRZ/AFP 5400rpm 2年6ヶ月保証 (FFP)
【電源】 HEC WIN+ 700W HEC-700TE-2WX
【ケース】 クーラーマスター MasterBox Lite 3
【OS】 Windows10 Home Premium 64bit 日本語 DSP版 

B350M BAZOOKA初期biosはバージョン1.1でポストまでに40秒程掛かっていましたがバージョン7A38v14にアップして15秒程になりました。
メモリも2666Ghzの安定度が増しました。


Cinebench R15は定格でマルチ802、シングル141、4コア3.6Ghzで回ってました。
消費電力はアイドル時43W、最大125Wの記憶

3.8GhzOC、RyzenMasterにて調整
Cinebench R15 マルチ848、シングル140


消費電力、温度は従姉妹PCにデータ残したままです(^_^;)
シングル最高は3.95Ghzで149だったと思います。
データを取り出したらまた追記します。
OCCTのPSモードで最高67℃だったと思うので付属クーラーでも十分でした。


ちなみにI5-7500は定格でマルチ599、シングル163で1500Xはマルチ+34%、シングル-16%です。
OC時マルチで差が広がりますがシングルは4.0Ghzだと消費電力が跳ね上がるので実用にはイマイチでした。
1500Xは1コア重視なら定格か3.95Ghzでマルチ重視なら3.9GhzOCまでを、使うソフトによってRyzenMasterにて調整すれば美味しく使えそうです。


付属クーラーは1700のLED付きではないWraith Spireでベースには銅がついています。
MAXにあるヒートパイプはありませんが、今までのものとは明らかに違う静音性で使えるクーラーです。
最高67℃の時でも音は聞こえてきますが煩いとは感じず、手裏剣やグラ鎌がありましたが使う必要はありませんでした。


インテルに比べてシングルは少し弱いのでゲームでfpsを気にするならRyzenは向いてはいませんが、今までとのAMDのCPUに比べ1.4倍のIPCでマルチでは同価格帯のインテルを圧倒できています。
欲を言えばシングルが4.2GhzまでOCできれば現時点で完璧でしたので★4.5です。

ソフトの多重起動やChromeやChromium系ブラウザでタブをたくさん開いたり、ファイルの解凍圧縮でも多スレッドの効果は実感できるので4コア8スレッド以上のCPUが自分でも基準になりそうです。
自分は動画編集もするので1600か1700で組んでOCして常用したいです。
X付きは定格使用なら良い選択だと思います、あと低電圧化で無印と違いが出るか調べてみたいところです。
 
 
【追記】6/17
データを取ってきました~
CPUロードラインキャリブレーションはLevel1~8か10あったと思いますが
下記は取り敢えず全てAUTOにしています。
全て定格でのデータと3.85GhzOC時のOCCT PowerSupplyでの消費電力がなかったですorz
 
●BIOSにてCPU電圧AUTO
 

3.6Ghz/AUTO 2667Mhz/1.35V

アイドル時 36.5/50.3~52W

CineBenchR15 Multi 805/64.8/118W

CineBenchR15 Single 138/55.6/68.5W

OCCT4.5 Linpack 10分だけ 133W/75℃/CPUfan2364RPM

 
 
●BIOSにてCPU電圧1.35V
 

3.6Ghz/1.35V 2667Mhz/1.35V

アイドル時 41.5/50.1~51W

CineBenchR15 Multi 807/68.8/120W

 
 
●RyzenMasterにて低電圧化に軽く調整
 

3.6Ghz/1.25V 2400Mhz/1.35V 

アイドル時 44.5~46W

CineBenchR15 Multi 802/65.6/113W

        Single 141/54/65W

 
 
●RyzenMasterにて3.85GhzにOC
 

3.85Ghz/1.375V 2400Mhz/1.35V

アイドル時 38.8/45.5~47W

CineBenchR15 Multi 856/70.1/126W

 

3.85Ghz/1.35V 2400Mhz/1.35V

アイドル時 37.4/44.5~46W

CineBenchR15 Multi 858/67.3/126W

 

 

●RyzenMasterにて3.9GhzにOC

 

X3.9Ghz-1.4V

CineBench中にBS無し落ち

 

3.85Ghz/1.35V 2666Mhz/1.35Vで一度落ちた記憶もあります。

CPUロードラインキャリブレーション効かせないと厳しいor安定しないかも。

時間切れで色々試せなかったですが、ここまではWraith Spireクーラーでいけそう。

 
 
色々データが歯抜けですが何となくこんな感じでした。
急な仕事さえ入らなければもっと遊べたのに~
 
  • 購入金額

    23,470円

  • 購入日

    2017年05月18日

  • 購入場所

    NTT-X

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