レビューメディア「ジグソー」

能率が高いのでデバイスの電池持ちに貢献 見た目の高級感もあるよ

有線・無線を問わず低価格帯イヤホンでベストセラーを連発している

サウンドピーツ社のイヤホンです

 

デバイスを管理するリモコンやヘッドセット用マイクの用意はなく

リケーブルにも不対応

 

しかし低価格ながら ワンオフ感も備わる グッドデザインのイヤホンでありました

更新: 2017/05/14
デザイン性

Y字型のケーブルはソフトな透明被覆で、長さは1.2m。

内部に配される導線は、OFC(無酸素銅)が奢られております。

但し高級な電源ケーブルに採用されているOFCのように、硬い感じは受けません。

イヤホンとして利用する上において、普通の柔軟性が確保されます。

半透明シースが採用されており、内部配線がツイストしていることがわかります。

オーディオにおいてツイストケーブルは王道のひとつだと思っているのですが、この様子を見ると

2000円クラスの商品には見えません。

 

3P端子のミニプラグは、金メッキ処理が施されています。

2000円以下の商品には、ロジウムメッキ加工の製品が多い中、わざわざ買い足す、買い換えるユーザーにとっては嬉しいポイントではないでしょうか。

 

左右のハウジングは、花梨製と思われる木製部と合金部とで構成されたハイブリッド構造です。

こうして左右ユニットを見比べると、木目も色目も異なることがよく判ります。

小さなパーツですが、ワンオフ感を得られます。

木部の表面はウレタン樹脂塗装が施されていると思われ、触感には訴えませんが、見た目の高級感は

半透明シースのケーブルと相まって 高いと感じます。

更新: 2017/05/14
使用感

ひとつ 残念なところがあるよ

半透明シースのケーブルは、丸型成形で、絡みにくく、解けやすいよいものです。

 

タッチノイズは、SHURE製品が採用しているケブラー製ケーブルに比べると気の毒でありますが

少し感じる 程度です

 

衣服や取り回しによっては 全く感じないと仰る方も居られそう。

 

またウインドノイズはゼロと言い切っても大丈夫です。

ランニング・ウォーキングでも それが気になる製品ってありますからね。

 

ひとつ残念なところがあります。

ハウジングにもケーブルにも(L)(R)の区別をつける文字がありません。

写真の矢印部分をご確認ください。

片方にだけ小さな小さな突起がありました。

突起があるハウジングが左側に相当することを確認してます。

但しそれが出荷されているすべての製品に適応するかどうかは検証する術がありません。

 

逆に挿して、ビートルズのYellow Submarineをステレオで聞くとびっくりします。

普段と違うやん。

 

Apple純正のイアポットに比べると、おそらく3〜6dBは高い能率が確保されていると思います。

iMacで使うiTunesを利用して比較したのですが、ボリュームのスライダーは目視ですが

Appleが10で得られる音量を サウンドピーツなら3で達成します。

 

これは手持ちのDAPやスマホのボリュームを下げて利用できることを意味するので

愛用デバイスの電池の持ちに貢献するということになります。

 

現在、多くの方が愛用している音源はデジタルでノイズレスなので、高能率イヤホンは

デメリットなし。 良いことばかりだと思わます。

 

但し、普段お使いの製品が低能率の場合は、再生ボタンを押す前に 音量を確認してくださいね。

更新: 2017/05/14
音質

解像度が高い  爽やか系の音調

耳孔に置くようにして使うAppleのイアポットに比べると

その解像度は 恐ろしく異なります。

イアポットでは聞こえなかった楽器が浮かび上がります。

人の声の帯域に置いて 硬さは強調されません。

ボーカルは すこしだけ年齢が下がるように聞こえるかもしれませんが、概ね自然でした。

 

低音部はイヤチップの選択によって、全くその姿を変えます。

S/M/L三種類の大きさが用意されるシリコンゴム製イヤチップですが、SONYのそれと比較すると

すべてのサイズで ほんの少し大きく成形されているように感じました。

左側に装着しているのはLサイズ 右側はMサイズ 上に並んでいるのはSサイズです

SONYのLを愛用されている方は、この製品からはMを試してください。

付属のLは相当のデカブツでした。

 

キツめのイヤチップを選択すると、当然のことながら低音が力強く響きます。

それと引き換えに周囲の音は遮断さえてしまいます。

音と安全を考えて、慎重に選んでくださいね。

余談ですが Apple製品のイヤホンジャックから供給される音のクオリティは相当高いと思うのですが、歴代iPod(iPhone)に付属している純正イヤホンのそれは、疑問符が付くものばかり。

想像するに、「周囲の音が遮断されるから事故が起こった」 「大きな音で難聴になった」

等々の予想される訴訟を考えて

能率低め、遮音性低め、音域バランス重視 の製品を付けているのでは? と疑ってます。

  • 購入金額

    1,795円

  • 購入日

    2017年05月10日

  • 購入場所

    Amazon

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