今回購入したZenCT製のスタンドは、ベース部分を含めたパーツ構成の大半が金属製なのでかなりズッシリとした重さがあります。1.5kgほどだと思います。カラーはホワイトを選択しましたが、若干クリーム色？乳白色？に近い感じです。iPad用と書かれていますが、タブレットとしてのサイズ感はAndroidタブレットもほぼ同じなので使えると思い購入しました。

タブレットを取り付ける部分はプラスティック製でスプリングで固定するタイプです。スプリングは若干固めです。
ホルダー部分はXperia Z2 Tabletを取り付けた状態でこのしたの画像位の余裕があります。ちゃんと測っていないのですが、タブレットによってはケース付でもそのまま挟めたり、ケースの形状によっては無理な場合もあるかもしれません。Xperia Z2 Tabletが約7mm程なので、10mm位までは大丈夫だと思います。

スタンドの首部分は、三脚の自由雲台のようにボールジョイントです。側面にあるネジを締めることで固定します。タブレットの重量のこともあってか、しっかり固定してくれます。

ベース部分とは大きなネジで動きの調整を行うことができます。締めておくと、動きは固めになります。ネジが大きいので、コインなどでも調整できるのは便利ですね。

縦軸の回転の固さだけではなく、横方向の回転についてもベースの裏面から調整が可能です。ここは六角レンチで調整することになりますが、六角レンチがベース裏面に備え付けられているので、工具を別に準備したり探さなくてもよいのはポイント高いです。他メーカーも見習ってほしいところですね(笑)。

また、ロック式になっている部分を回して外すとタブレットスタンド以外の用途にも対応します。付属品としてカメラアクセサリーと同じ規格の1/4-20UNCという取り付け方法に変更できます。

主な用途としては、モバイルプロジェクターなどの設置に利用できそうですが、コンパクトデジタルカメラくらいは安定した三脚代わりに使えそうです。一眼レフでも軽めのレンズであれば大丈夫だと思います。やはりベース部分がしっかりと重いので安定しますね。

製品の構成自体は非常によく出来ていて使い勝手も良いのですが、やはり海外製だからなのか、それとも何か別の要因があるのかわかりませんが、パーツごとに細かい傷が入っている箇所が何か所かありました。気にする方はちょっと他の製品を探した方がよさそうです。ただ、重ねて書くとスタンドとしての使い勝手はすごく良いです。

自由雲台での角度の自由さ、ベース部分の安定度がスタンド機能のポイントですし、この製品はポイントをクリアしていると思いますね。
これでタブレットを見ながらの作業が楽になりました。