リチウムイオン電池18650セルの充電器です。

中古セルの検証時の予備充電に必要となったので、急遽作りました。

1本用の充電モジュール基板 4枚と 先日入手した4本用ホルダーを使用しました。

ホルダーのプラス極から出ているピンは基板に直付けしています。

立派なケースじゃなくても、箱に入れるなり、台に取り付けるなりしたいところです。

主要チップのTP4056は、単セルの大陸産パワーバンクにはよく使われているようです。

[データシート]

https://dlnmh9ip6v2uc.cloudfront.net/datasheets/Prototyping/TP4056.pdf

電源は5V～8Vです。1、2本分ならUSBの5Vでまかなえるのですが、3本以上の場合は5Vのアダプターから直接配線する必要がありました。

どうやら、使用していたUSBケーブルが大電流に対応していなかったらしく、電圧降下が起きていて4本分の充電電力に対応できなかったようです。

ホルダーの寸法が電池サイズに対してタイトで、装填した電池を取り出すのが困難です。

頻繁な着脱には向かないホルダーです。扱っているモノの性質上、簡単に外れてもこまるのですけれど。

そこで、装填時に薄いフィルム状の何か（包装材のセロファンみたいなもの）を挟んで抜去時のタブにしています。

充電電流

充電時の電流を測定したところ、 電池側はセルあたり1.0A ほどでした。電源側の5V入力も4本分合わせて3.03A流れています。最大供給可能電流が500ｍAと決まっている通常のUSBからの充電は無理で、専用電源を確保する必要があります。