初心者向けではありません。中級者以上でスケッチ・デッサンはある程度こなしてきた人が上級者になるためのアドバイスする本です。
細かいキャラクター描画手法の紹介というものがここまでなされている書籍は無かったと思う。
大抵はクロッキーであったり、スケッチであることが多い。
がしかし、この書籍はアニメキャラのこれでもかというぐらいの派手な動きの大胆さを丁寧に紹介してくれている。
大変に嬉しいことだった。
手を描く、足を描くのページは少ないがとても分かり易くパーツ分けされている。
鼻の付け根と耳の関係といったそして顔のパーツ分けもとてもわかり易い。
顎の下側の意識付けというものの大切さは意外に難しく、重要だ。
重心移動時のバランスに関しても、描くときの参考になると思う。
女性しか出てこないのでが、それは割り切っているからだと思います。
大抵はそこから入るからだと思います。
問題点は多少なりともあります。
1．大ラフでさえなく、味の有りすぎる線のつながりなのでが、かなりわかりづらいです。
2．流れを意識するように赤い線を引いてくれているのですが、そのために黒の線とかぶってしまって何が書いているかわからない場所があります。そうしたところは何が書かれているのか自分の身体を見てしっかりと模写しましょう。
3．この本はあくまでも「ある程度描ける人がもっと上手くなるために参考にするための本」であること。基礎が出来ていない、もしくはこれから絵を描くことを始めようとする人向けではありません。
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購入金額
1,836円
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購入日
2017年03月23日
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購入場所
amazon kindle
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