2016年作品。113分。原題 “Alice Through the Looking Glass”
あらすじ
時は1800年代後半。アリスは貿易船の船長となって世界を股にかけていた。3年ぶりにロンドンに帰ってきた彼女は、不思議の国で羽化した蝶のアブソレムに導かれ、鏡を通って再び不思議の国へとやってくるのだったが…
2010年にティム・バートンが監督した「アリス・イン・ワンダーランド」の続編です。
…………え!?
あれって震災前だったの!!??
なんだかもっと最近のような気がしていましたが、もうずいぶん経つのですね。
じゃあ私が今、前作の内容や印象を良く思い出せないのも無理ないか(^^;)
でもって、今回はマッドハッターを助けるためにアリスが冒険に出ますので、ハッターの活躍シーンはあまりありません。
しかし、それを補って余りあるほどに、いい感じに濃い~ぃキャラクターが出てまいります。
それが、劇中では「タイム」と呼ばれる「時間さん」。
不思議の国では時間までもが人物として描かれるわけですが、何故かこの人がドイツ語なまりでさらにかなりのおマヌケさん。
この人が出てくると、それなりに緊迫したシーン・シリアスなシーンでも、良い感じに気が抜けて、良い息抜き剤になっていると思います。
扱っているテーマは、親子関係とか信頼関係とかだったりとかなり一般的な物なので、どなたでもそれなりに楽しめる作りなのではないかと思います。
それにしても、近年のCGはスゴイというか便利というか…
不思議の国とその住人たちを描くわけですから、当然すごい量のCGが必要になってくるわけですが、今やCGでこれだけのものが描けちゃうんだものなぁ~。
という訳で、それほど深く考えずに、不思議の国なストーリーを楽しみたい方にオススメ。
さて出演は、前作に続いてアリスを演じるミア・ワシコウスカ、マッドハッター役に「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズや「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密」などのジョニー・デップ、白の女王(良い女王)役に「ゲット スマート」「バレンタインデー」などのアン・ハサウェイ(この人は、大きなお目目がくりくりしていて、いかにも良い女王が似合いそうな人ですなぁ)、「ダーク・シャドウ」「ハリー・ポッター」シリーズなどのヘレナ・ボナム=カーター、タイム役には「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学」「ディクテーター 身元不明でニューヨーク」などの「サシャ・バロン・コーエン(そうか、どっかで見たことがあると思ったらボラットの人だったのか!)、そしてアブソレムの声で、「ハリー・ポッター」シリーズのスネイプ役を演じた、故アラン・リックマンが出演しています。リックマンは、imdb.comの記載を見る限りでは、本作が遺作になっているようです。
まだ若かったんですけどねぇ。残念です。
ぷるけんでしたぁ~~。(^-^)
(2017年2月鑑賞)
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購入金額
3,381円
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購入日
2017年02月頃
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購入場所
Amazon.co.jp
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