どうもこんにちわ/こんばんわ。Takahiroです。
今回は「パソコン向けKBの交換ケーブル(現行ロゴ型REALFORCE_USB接続タイプ / JIS・US共用)」となります。
海外ではMajestouch2シリーズ、REALFORCEシリーズ向けに『KB用MODケーブル』を作成する業者(個人事業主に近い)が存在しており、外装(編組)チューブを被せたおしゃれなケーブルを販売しています。
俺もそんなケーブルを海外サイトで購入したんですが(上を読んでいただくと分かりますが)
「送ったと言いながらそもそも送っていない」
「金を貰ってる以上、プロとしての意識が足りない!!」
「アジア人だからと舐め腐ってんだろ?」
「お前に向かって大陸間弾道弾(ICBM)ぶっ放してやろうか?」
と言いたくなるようなクソケーブルを送りつけられ散々な目に遭いました。
そこでKBケーブルの自作に挑みました。
もしも『電源やハコMODだけじゃ最近ちょっと物足りねーな...』『電源MODはミスると火事に直結するしこわいけど...KBなら火事にならないし何とかなるかな?』とか考えてる方がいたらご参考になればと思います。
作業の流れ
①両側共にシースを剥きます
一番外側の被膜と言えばいいのかな???
②シールドをクルクルッと巻いて纏めます(ハンダで纏めちゃうのもあり)
③ストリッパーで内部の被覆を両側とも剥ぎます(3.0~3.5mmくらい!)
④片側をUSB端子にハンダ付け
⑤外装(編組)チューブをとおして熱収縮チューブで片側を固定
⑥EHコンタクトピンを圧着、ハウジングへIN!
この時にコンタクトピンの位置が間違ってると頭の部分を潰してしまったり、圧着しても線がすっぽ抜けてしまうのでしっかり確認!
⑦シールドを裸圧着端子に通して圧着して出来上がり!!!!!
ざっとこんな感じでやって下さい。
外装(編組)チューブの長さが足りないとこんな感じに微妙な感じになります
更に、尺をミスると収まってんだか収まってないんだか微妙かつ汚い感じになるので非常に難しい。
まぁ~基本的に『コンタクトピンの圧着が難しい』だけであとはUSBケーブルや電源ケーブルを作るのとなんら変わりません。
余談ですがコンタクトピン圧着は”明るい昼間”がいいと思います。夜はミスを連発します。
今後の課題
やっぱ、これですよね・・・『長さの取り方』です。一発で圧着が決まれば良いのですがミスると線が短くなり当初通りいかなくなります。
これを如何にするかというのが、難しいところです。
今回はREALFORCEなんでこうなってしまいましたが、Majestouch2などシールドを分けてないタイプのKBでは長さの取り方はここまで緻密に考える必要は無いと思います。
必要な材料と工具について
先ずは必要な工具について紹介します。
①、USBコネクタ(Type-A・オス)
今回使ったコネクタは””Amazonで10個150円で売られてる超!!激安品””ですが、1個300円や500円のやつでもとりあえずなんでも良いです。そこは皆さんの自由。
なお、電気ドリルで穴を拡張しないと編組チューブ使うと入らないんでお忘れ無く。
②、ケーブル&外装(編組)チューブ
中身の線は『3.0mm前後の4芯シールドケーブル』なら何でもOKだと思います。
REALFORCEのケーブルガイドは入る太さが『4.0mm~4.4mm』です。
もし、TechflexやMDPC-X等の外装チューブ(編組チューブ)を使う場合は『使用ケーブルの太さは3.0mm前後』『チューブ径3.175mm(=1/8インチ)』で注文してね!
電線ならオヤイデさんやトモカプロショップに『4芯シールド・太さ3mmくらい、USBケーブルに使えそうな品質良い線ってどんなのがありますか?』と聞けばOKでしょう。
関西以西は共立電子以外は分からないんで調べて下さい。。。
http://www.tomoca.co.jp/shop/proshop
外装(編組)チューブはオヤイデ・オリオ・スリービングジャパン・スプレッドサウンドなどで
http://oyaide.com/catalog/categories/c-1/categories/c-1_8/categories/c-1_8_71.html
http://www.oliospec.com/shopbrand/ct535/
http://www.sleeving-japan.com/?mode=cate&cbid=2139155&csid=0
http://www.spreadsound.com/?pid=4547419
お好きなのをどうぞ。
*熱収縮チューブはホームセンターで買うも良し、スミチューブ等を買うも良し、そこは自由です。
③、内部コネクタ
現行型REALFORCE_USB接続モデルは
『日本圧着端子製造のEHコネクタ_ハウジング4ピン仕様』
を使っています。
なので
””EHR-4(右側)1個””と””BEH-001T-P0.6(EH用コンタクトピン)を4本””は最低でも必要です。
しかし、これの圧着が非常に難しいので予備を含めて『最低10本』、余裕を持たせて『20本』ほど購入するのを薦めます。
なお、余談ですが現行型・旧型REALFORCEは全てEHコネクタを使っています。ハウジングのピン数が問題なだけです。
-----*注意事項(JISモデルのみ)*-----
PS/2接続モデル・・・EHR-5(製造時期問わず全て)
USB接続(フルキー)・・・EHR-4(現行ロゴ型)
USB接続(テンキーレス)・・・EHR-4(現行ロゴ型)
USB接続(テンキーレス)・・・EHR-4 / EHR-5混在?(初代・2代目ロゴ)
→旧ロゴの方は分解して確かめて下さい
④、その他材料
ハンダ、裸圧着端子丸形(1.25xM3 or M3.5)とカバー
必要工具
①、精密圧着ペンチ(使用品:Engineer PA-20)
②、細線用ワイヤーストリッパー(使用品:トラスコTWS-2)
このPA-20は安心の日本製、しかも!!ネジザウルスを製造するアノ会社なので精度はOKだと思います。なお、現在はPA-21やPA-09など改良型や派生型もありますので好きなモノを選べば良いでしょう。
トラスコのTWS-2ですが・・・やっぱ台湾製です。面取りや塗装&コーティングが甘いせいで買ってその日に塗装が剥げて傷が入りました...ただ、1丁1,000円前後と一番安い細線用ストリッパーですので何かあった時用に工具箱に入れといてもいいんじゃないかな~とは思います。
③その他
はさみ・カッター・万力・ハンダごて
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購入金額
0円
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購入日
2017年04月15日
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購入場所
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