見た目悪くないけど、色々と構造的に惜しいアルミケースとか、見た目は良いけど下手すりゃマザーを短絡死させるMODネジセットとか、見た目にこだわるJONSBO製の光るファン。

元々の売価は1800円前後だったが、1300円に値下げされていたので二つお買い上げした。

まず、もうパッケージが全力で怪しい。

商品説明で「日食のように光る」とあるが、箱の時点で日食である。

せめて、日「蝕」のほうにしとけば、もうちょい何とかなっただろうに。

ファンそのもののスペックとしては、

【最大回転数：1200rpm、ノイズLv：23.5dB.A、風量：50.5CFM】

・・・とあるが、たぶんそれより少し煩い。ベアリングはスリーブタイプを採用している。

3PIN制御式だが、ペリフェラル4PIN接続用のコネクタもついているタイプで、付属品はネジのみ。

ファンマウントにはゴムパッドが付いており、制振にも留意されているように見える。

ただ、この手の振動ってほぼ「ファン自体が震えて、それをマウントしているネジが筐体に伝えている」ことが多いので、ネジ穴を回避するゴムパッドだと効果は怪しい。

ただ、ファン自体の振動は割と少な目なので、そこまで気にしなくても良さそうではある。

まあ、お値段相応というか「いかにも中国製の山塞物」な作りなんだけども、光ってる状態の見た目

だけは、個人的にRiingよりも好み。

周囲のLEDリングだけでなく、カラーを揃えた羽根に上手く反射が乗るので、ファンも含めて円形に淡く光る。
光り方が反射を使っているお陰で、余り下品な感じがないし、リングLEDに配された枠がいいアクセントになっており、いかにもSFチックな印象。

羽根の枚数が多いおかげか、風量も割とちゃんと出ている。
今回、手持ちの3PINのファンがRiing12REDしか二つ揃っていなかったことと、たまたま友人のPC強化のためツクモに行ったから買っただけなのだが、思っていたよりいい感じだった。

RGBじゃないこと、PWM対応タイプが発売されていないことが難点ではあるが、安価な割に性能は普通で男前なので、割と使い勝手は良いと思われる。

まあ、箱の見た目がアレなので、在庫限りで消えそうではあるんだが・・・・

現時点で値下げされてるってことは、処分価格でしょうし。