一泊二日の東京観光
初日の目玉は桂歌丸師匠がトリを務められる新宿末広亭でした。
これは私の趣味に家内が付き合ってくれております。
2日目は、家内に私がお付き合いする形で進みます。
場所は新宿の裏通りから、東京の玄関口へ。
Buy a Big Bright Green Pleasure Machine!
東京駅と皇居の間に位置する日経ホールで開催されるコンサート。
非日常感が支配する空間でした。
チケットの価格も昨夜の3倍を越えますし、観客の方々も着飾って居られます。
ロビーに並んでいるお花も多く、有名人のお名前が並んでおりました。
会場内でカレンダーやパンフレットと並んで売られているのが、このペンライト。
コンサートで使われるペンライトには、サイリウムとも呼ばれるケミカルライト方式(再利用不可)
と電池を交換することで何度でも使えるLED方式の製品があるようです。
家内は既に同じアーティストのコンサートで購入したピンク色・ハート型のペンライトを持っておりますが、この日も新たな製品を買うようです。
私の分まで〜、、、も。 買ったようです。
約90分のコンサートでしたが、最終盤には観客の多くがペンライトをフリフリさせながら大興奮しています。
今回は芸能生活30周年記念コンサートだと伺いましたが、25年前のそれに比べると観客の方々もお年を召されているのか、ペンライトの動きは弱かったかもしれない とは家内の弁でございます。
私が3000円を支払って落語を楽しむ時に、着てゆく服を迷うことはありません。
でも、この非日常感を楽しむ場所に出向く時は別です。
出来れば髪型から靴まで、きちんと身なりを整えて出かけたいものです。
それなりのチケット代を支払って、非日常感を楽しむのなら、ペンライトをケチっちゃイケナイのだと思うんです。
熟練のバンド。 鍛え上げられたダンサー。 計算されたライティング。 数々の演出。
機械任せの映画を楽しむ2時間とは違います。(得られる興奮・感動の品質は一緒でもね)
そう。 だから。
楽しみたいなら。
Buy a Big Bright Green Pleasure Machine!
サイモンとガーファンクルの名曲に倣って、
悩みを取り除いてもらいましょう。 心痛を忘れさせてもらいましょう。
素晴らしい気分に浸りましょう。
興奮を得るために「点かない」は許されない
会場内で手売りされる事が多いペンライトですが、いざという時に「点かない」があってはなりません。
このペンライトは、使用前に電池蓋にあるスリットから絶縁テープを抜き取ることで通電が許可される仕組みでした。 長期在庫中に液漏れを防ぎ、電池の消耗を防ぐ工夫だと思われます。
でも、何故絶縁テープが2枚もあるのか?
帰宅後調べてみますと、それは「点かない」を防ぐための安全装備でした。
上下に3個づつLR44を配して、それぞれは並列配線で個別に2個のLEDと結ぶ仕組み。
これで、もしひとつのLED発光体に不具合が出ても、ひとつは光るでしょう。
もし1系統の電池に不具合が出ても、2つのLEDは光るでしょう。
持続時間が短くなったり、明るさが減る可能性は残りますが、光らないペンライトはゴミです。
この仕組なら、興奮して振りすぎても、片方の手で叩きすぎても、とにかく光り続けてくれそう。
昭和の乗用車のカタログに誇らしげに掲載されていた2系統配管ブレーキシステムを思い出しました。
LEDを採用したことにより、発熱なし・チラツキなし・連続8時間点灯が謳われております。
また先端透明スティック内部のデコシールは取り替えることが可能な仕組みでした。
この Big Bright Green Pleasure Machine は、緑ではなく白く輝きますが、
確実に購入者を夢の世界へ連れて行ってくれます。
会場内で1500円
会場内で1500円は高いな〜 って思いました。
最初はね。
百均でも売ってそうだな〜 って思いました。
でも、製造会社直販でデコシール無しの商品を買っても1400円。 Amazonでも同じ位。
現場で買いましょう。
運営会社さんが、オリジナルのデコシールを発注して、それを仕込んでから納入される時に
一本あたりにお支払いになる額は、考えないほうが良いと思うんです。
ロビーに並ぶお花も、きっと6桁単位でしょう。
練習・ゲネプロ・リハーサル・ それらを大所帯で行うことで出来上がるステージ。
夢の世界へ連れて行ってほしい観客たち。
その日はお金を使いましょう。
子供の頃はTVで楽しむしかなかったショーの世界。
やがて出向きたくても無理な時期が来ます。
ライフステージ・ライフスタイルによって異なる路線に乗っているので、電車に見合った運賃を支払う必要があります。
その日は そんな日でした。
加齢臭
コンサートの幕間に、女優さんが占い師に扮して観客席に居りて来ました。
前ブロックと後ブロックの間の通路を行き来しつつ、トランプ占いでお客様と触れ合うコーナー。
ご自分の歌劇団時代の同僚に「あんたのことは知ってるよ」
観客席に座っていたイッセー尾形さんに「あんた有名人だね」
そしてその横の紳士に「おや?あんたから加齢臭が漂うよ」 って 大丈夫なの?
そんな失礼なことを言って、、、、とドキドキしていると。
いい匂いの加齢臭だね、、、って?
それは加齢臭ではなく「カレー臭」だったんです。
ご自身がカレーのTVCMに出て居られますが、その食品会社の社長さんでした。
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購入金額
1,500円
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購入日
2016年11月27日
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購入場所
コンサート会場内
タコシーさん
2016/12/01
ばあやさんはお元気でしたか...
群馬の女性(男性)は性格も個性も強いんですよね....でも根は優しいのですよ
私は身をもって毎日毎日毎日...感じておりますじゃ...と言うことでスターを宜しくです...
フェレンギさん
2016/12/01
その時に彼女由来の「子育て呑龍・大光院」や「太田市役所」などを巡りながら走りました。
前橋市のスズランデパートやベイシアには行けたのですが、ハラダの白亜の殿堂とスバル本社に立ち寄れなかったのが残念でございます。
スターはおきれいでございました。