最初にざっくりまとめると
ミニとノーマルのトイドローンの中間ぐらいに位置するサイズと、気圧による安定した高度維持機能の結果として
屋内、屋外を問わず手軽に遊べるトイドローンといった感じです。

00Unboxing(開封の儀)

本体はプラスチック製で、高級感等はないもののこのサイズとしては標準的な仕上がりです。
バリ等もなく、特に手を加える必要もなく、ガードと足をつけるだけで飛ばすことが可能です。

本体つながりで、カメラは角度が調整可能です。首部分のネジを締めることで固定も可能です。
また、カメラにmicroSDカードをセットするタイプのものになるので、送信機やスマホで録画するタイプのものと違い、映像が電波状況に左右されないため、ノイズや遅延等が入りにくくなっています。
さりとて、トイドローンのカメラですので、多くを期待してはいけません。なので、トイカメラとして考えて使用するならば、十分なっとくできるレベルではあります。

送信機は従来のプロポスタイルではなく、最近流行り？になっているゲームコントローラースタイルです。
そのためか、若干チープ感があるものの、プロポスタイルよりも手になじみます。
単三電池4本での動作で、電池は別売りです。購入する際は別途準備が必要になります。

バッテリーは3.7V 750mAhが２個付きと、充電器も２個付きになります。
バッテリー２個は時々見かけて、遊ぶにはちょうどいいのですが、充電器の２個付きはまだまだ珍しく
一気になくなった時などにはいいかと思います。バッテリーの追加をしても充電器が１個だけでは充電が面倒くさいのでね。
ちなみに充電はUSBで行えますので、モバイルバッテリーでも充電が可能です。
本セットにモバイルバッテリーが付属しますが、USBポートが１個のみですので、別途準備したほうがいいかもしれません

肝心の飛行性能については、なかなかの安定具合です。ホバーリングもほぼ手放しでも問題ないレベルです。
もちろん無風状態での話ですし、本格的なGPSなどを内蔵している物と比べると劣りますが、同じ価格帯で、同系統のサイズの中では安定感は抜群といっていいです。
これならば初めてドローンを飛ばす方でも落ち着いて操作が可能かと思います。ただ、さすがに初めてで自室などの狭い空間でいきなりは回避したほうがいいかと思います。ドローン的には問題ないですが、限定空間では操作する側の方に余裕がないとすぐにぶつかったり、トラブルにつながるので、慣れるまで庭などで軽く飛ばすことをお勧めします。
ちなみにスピードアップを行うとそこそこスピードが出て面白いです。

01テストフライト