新日本無線から発売されている汎用デュアルオペアンプです。1回路入りはNJM741となっています。入力はNPNです。
まともに聴けるがカマボコ
同じ1458でも、ナショセミ版と違ってこちらはまだまともに聴ける音質です。15Ω負荷時の波形を見ても、歪が少ないようです。音の傾向としてはNJM4558に似ていますが、こちらはカマボコになるようです。
過渡応答(A=11 Vin=200mVp-p f=10kHz Rfb=10kΩ 位相補償なし 10:1プローブのみ接続 ガラエポユニバーサル基板)
過渡応答(A=1 Vin=200mVp-p f=100kHz Rfb=0 位相補償なし Rl=15Ω ガラエポユニバーサル基板)
±3Vから動作
DIPの2回路品なので電子工作でも使いやすくなっています。
電源電圧は±3~±18V(絶対最大定格)まで動作します。乾電池4本では実は足りません(この場合途中の電圧降下から言って少なくとも4.5V、できれば3.6Vで駆動することが条件です)。但し、006P(9Vの電池)の分圧電源であれば動きます。両電源が必要なのは面倒ですが昔のオペアンプはそういうものです。
LM1458より良い
同じ1458であれば、LM1458の6割ほどの値段である上に15Ω負荷時の歪が少なくなっています。それでも、NJM4558のほうが音がいい上に店舗によっては安いです。一体なぜ同じ1458なのにここまで違うのかはわかりません。
それなり?
24V駆動のcMoy回路では、外気温21.6℃に対しパッケージ表面は25.3℃まで上昇します。LM1458よりは電力を食うようです。
-
購入金額
75円
-
購入日
2016年10月頃
-
購入場所
シリコンハウス共立
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。