昨今、ミニドローンでも平気で気圧による高度維持機能が追加される中、ストイックな？今まで通りのハンドによる出力調整での高度維持を基本とするドローンです。

カメラが搭載されていますが、空撮目的というものではなく、あくまでFPV用です。
ドローン自体もどちらかといえばレース向きで、小さいながらしっかりとしたボディで、出力のあるローターにより、そこそこスピードがでます。ガンガン飛ばして遊ぶには楽しい一台です。ただ、ミニだけに少し離れると視認が難しくなります。
風に対する耐性はミニドローンとしては強めですが、やはり無風の方がよく、かといって自室では狭すぎます。
できれば体育館などのある程度の空間、最低でも15mぐらい空間があると本体の力を出せるかともいます。

また送信機自体は、上位モデル(小型のGPS内臓モデルなど)のFPV用をそのまま下ろしてきているので、質感として上々で、FPVの視認性も良好です。

注意点としては、カメラの映像については、送信機にmicroSDカードを入れて保存するため、映像のクオリティが電波状況に左右されます。なので、ノイズなどがとても入りやすいですので、空撮としてではなく、記録として考えた方が無難です。

記録される動画形式は下記の通り
映像コーデック:MotionJPEG
解像度:720x240
フレームレート:60fps
音声コーデック:PCM　ALAW
サンプリングレート:8000Hz
ファイル形式:.AVI
音声は情報としてはありますが、無音です。　

また注意点といほどでもないですが、送信機の設定が基本モード１(右スロット)になっています。もちろんモード２への変更も可能ですが、左はセンターニュートラルになっているのでモード2には向いないです。手を離すとある程度上昇していくことになります。