レビューメディア「ジグソー」

木の玩具は良いね

長男が生まれた時なので、30年近く前に戴いたフランス製VILACブランドの木製ミニカーです。

これ以外に多数戴いた多くのミニカーは、9歳違いの次男に引き継がれつつも徐々に捨てられて、それが私にとって思い入れのある製品であったとしても、、、ほぼ残っていません。

 

なぜVILACは残ったのか、、。

 

 

更新: 2016/11/11

VILAC

VILACは

ジュラ山脈の真ん中で山と湖と森に囲まれ、シャンパニョールとサンクロードの間に位置する、
モワラン・ザン・モンターニュで80年以上も木製玩具を作り続けています。


VILAC玩具はユニークで、流行から取り残される事無く、あらゆる年代から人気があります。

 

 

更新: 2016/11/11

VILACは、木

熟練した職人が、木をひっくり返して、なめして、やすりで磨いて、塗装します。
VILACのデザイナーは優れたアーティストで、玩具にはその個性が反映されています。

 

ハンノキの枝は縄跳びの縄になるし、ぶなの木は犬になり、猫になり、ウサギに姿を変えます。
曲線を描く木は生命を表します。

 

Roland Barthesが言ったように...

「木は詩的というよりも身近な素材として子供の感覚に根付く。木はテーブルにもなり床にもなる。
木は危害や不安を与えることがない。粉々にもならなければ、磨り減ってしまう事も無い。
ずっと使えて、子供が成長しても残るものだ」 

VILACのHPより抜粋

更新: 2016/11/11
デザイン性

エターナル

商用バンと単座レースカーが、同じサイズのタイヤを履いています。

ホイールベースやフォルムバランスが実写とかけ離れていても、ひと目で「はたらくくるま」と

「きょうそうするくるま」であることが判ります。

 

ここに掲載している個体は既にディスコンですが、今も多くの種類の車たちが、乗用も含めてラインナプされていますよ。

Amazonでそれを確かめることができます。

永遠に通用するグッドデザインだと思ってます。

更新: 2016/11/11
総評

四半世紀を過ぎても

特にケースに入れて保存しているわけではありません。

汚れたらマジックリンで洗ったりします。

 

子供はフローリングに打ち付けたり、おもちゃ箱に放り込んでいたと思います。

 

でも今も健在。

 

CDが落ちてこない様に、防波堤の代わりを務めてくれております。

もっと高価な、もっと精密な、今思うと捨てなければよかったという思い出のミニカーは数多くありますが、このVILACは、残りました。

 

それだけ この製品に力があったんでしょう。

 

まだ先まで、ずっとウチにいてくれると思います。

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    1988年03月頃

  • 購入場所

    いただきもの

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