長男が生まれた時なので、30年近く前に戴いたフランス製VILACブランドの木製ミニカーです。
これ以外に多数戴いた多くのミニカーは、9歳違いの次男に引き継がれつつも徐々に捨てられて、それが私にとって思い入れのある製品であったとしても、、、ほぼ残っていません。
なぜVILACは残ったのか、、。
VILAC
VILACは
ジュラ山脈の真ん中で山と湖と森に囲まれ、シャンパニョールとサンクロードの間に位置する、
モワラン・ザン・モンターニュで80年以上も木製玩具を作り続けています。
VILAC玩具はユニークで、流行から取り残される事無く、あらゆる年代から人気があります。
VILACは、木
熟練した職人が、木をひっくり返して、なめして、やすりで磨いて、塗装します。
VILACのデザイナーは優れたアーティストで、玩具にはその個性が反映されています。
ハンノキの枝は縄跳びの縄になるし、ぶなの木は犬になり、猫になり、ウサギに姿を変えます。
曲線を描く木は生命を表します。
Roland Barthesが言ったように...
「木は詩的というよりも身近な素材として子供の感覚に根付く。木はテーブルにもなり床にもなる。
木は危害や不安を与えることがない。粉々にもならなければ、磨り減ってしまう事も無い。
ずっと使えて、子供が成長しても残るものだ」
VILACのHPより抜粋
エターナル
商用バンと単座レースカーが、同じサイズのタイヤを履いています。
ホイールベースやフォルムバランスが実写とかけ離れていても、ひと目で「はたらくくるま」と
「きょうそうするくるま」であることが判ります。
ここに掲載している個体は既にディスコンですが、今も多くの種類の車たちが、乗用も含めてラインナプされていますよ。
永遠に通用するグッドデザインだと思ってます。
四半世紀を過ぎても
特にケースに入れて保存しているわけではありません。
汚れたらマジックリンで洗ったりします。
子供はフローリングに打ち付けたり、おもちゃ箱に放り込んでいたと思います。
でも今も健在。
CDが落ちてこない様に、防波堤の代わりを務めてくれております。
もっと高価な、もっと精密な、今思うと捨てなければよかったという思い出のミニカーは数多くありますが、このVILACは、残りました。
それだけ この製品に力があったんでしょう。
まだ先まで、ずっとウチにいてくれると思います。
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購入金額
0円
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購入日
1988年03月頃
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購入場所
いただきもの
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