40年近く前に、自分で自分用に初めて買ったネクタイだと覚えています。
ニューヨーカーは日本のブランドで、今も堅調なお商売を続けて居られます。
スーツではなくて紺ブレザーに合わせて買ったネクタイです。
柄は無難なレジメンタルストライプを選んでいたようですが、、。
レジメンタルストライプは無難なのか
私のように初めて買うネクタイの柄としてレジメンタルストライプをお選びになった、店員さんから勧められた という方は多いのではないでしょうか。
確かに半世紀前も今も、レジメンタルストライプはネクタイ売り場で大きなスペースを占めているように見えます。
しか〜し! 世界の首脳が集まる会議の場で、世界中のビジネスマンが集う会議の場で、
レジメンタルストライプを締めている方は少ないのだと聞きました。
なんでもレジメンタルという言葉は、「特定の何かに属する」を意味するようで
もともと英国軍旗にその由来をもつ柄だそうです。
また英国では有名私立大学が、それぞれのレジメンタルストライプを持っているので、迂闊にその柄を締めることは「学歴をひけらかす」ことに繋がるのだとか、しらんけど〜。。
またストライブの流れる向きですが、私のネクタイのように右下下がりのモノは米国風に属し
左下下がりのモノは英国風に属するようです。
現在ニューヨーカーで販売されているネクタイは全て左下がりの英国風レジメンタルストライプです。 半世紀を越えて、手元にあるニューヨーカーはレア物と化しておりました。
硬めの締め心地
先にレビューしたエルメネジルド・ゼニアがとても柔らかい生地で縫製されていたのに対して
このニューヨーカーは、ある意味日本製らしい、きちんとした、硬めの生地です。
ノットのディンプルも作りやすく、きちんと締めることができます。
解く時の手応えもよく、何より丈夫で長持ちしております。
色も柄も無難で、金ボタンがついた紺ブレザーはもちろん、ブラックスーツにも合います。
生地に厚みがあるので、ハリス・ツイードのジャケットにも負けません。
欧米ではどうか知りませんが、やはり日本では使いやすさ、合わせやすさ 親しみやすさで
筆頭に上がるのが レジメンタルストライプネクタイだと思います。
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購入金額
0円
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購入日
1976年03月頃
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購入場所
高島屋
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