遠目に無地に見えることもありますが、俗に言う小紋柄です。

基本は淡萌黄色と評すれば良いのでしょうか？　

落ち着いた感じの黄緑系に、明るい黄色で縁取られたオレンジ色の小花が幾何学的に配置されます。

ブラックスーツはもちろん、紺系にも合う色合い。

おおよそ気質の方が選ばれるスーツには万能な色目と柄だと思います。

シャツもホワイトはもちろん、青系・黄系・ピンク系　幅広く対応します。

カラーはレギュラーが良さそうに思えます。

39,800のイージーオーダースーツに4,980円のシャツでも、サイズ感があっていれば

この種のちょっと良いネクタイを締めることで、Vゾーンの印象が上がり、全体のグレードも上がるように思えます。

輸入車も多くは右ハンドル仕様になっているのに、おしゃれに敏感な女性ほど、一見地味な仏や伊製の小型車を、それと判断なさることが多いように思えます。

きっと普通の日本車のそれより、ふたまわりほど大きめで、少し色目の変わったフロントシートがフロントスクリーン越しに見えるので、そのあたりのバランスを感知なさっているのだと思います。

良く似たブラックスーツばかりだからこそ、Vゾーンでおしゃれしたいと思います。

写真からそれが伝わるような気がしていますが、一般的な1万円クラスのネクタイのそれと比べて

圧倒的にソフトな手触りです。

実際に生地自体・縫製自体がとても柔らかいのです。

締めるとシワになりそうな気がしますし、解く時に引っかかるのでは？　と思いましたが

その実、シュッと解けますし、シワになりづらい生地でした。

ノットはお好みに応じて、小さめでも大きめでも自由にアレンジできます。

個人的に「絶対」作りたいディンプルも簡単に作ることが可能です。

ただ欧州製ネクタイのそれに従い、全長が長めに縫製されているので、（大）前剣と（小）後剣の長さを同じ程度に締めないと、少しだらしない雰囲気の長さになってしまいます。

これ故にダブルウィンザーノットで締めるのが良い結果を生む場合が多いと思います。