樹脂製のクリアハードケース
「スピンドルケース入りDISK」を多用すると、保存にどうしても必要になります。
スペースファクターの関係から、以前は「不織布」のケースが良く使われましたが、BDが出回ると余り使われなくなりました。
DVDまでのメディアには使えたのですが、BDでは普通の不織布では繊維が粗すぎて記録面に傷が付くのです。
BDの記録面は柔らかくて繊細なので、それが原因で「エラー」となりDISKその物が使えなくなる事がありました。
また、長期保存ではDISKに掛かる圧力や摩擦で「データが消える」と言う事故も多発しています。
現在は、「BDにも対応した細かい繊維の不織布」を使用した物が一般的になりましたが、仮に旧製品が混じっていたとしても見た目にはどちらの製品かが分かり辛いです。
そうした事が「原因・理由」で(少なくとも自分は)、不織布製よりも「樹脂製のクリアハードケース」を良く使います。
このケースはスリム型でもかなりの強度があります。
神仕様!
「神仕様」かどうかは、個人の感想によって違うと思いますが、何年もケースを使って居るのに知りませんでした…。
このケース、中心のディスクを留める機構に特徴があります。
とにかく、一度ケースにセットすると「ピッタリ」とハマってなかなか外れません。
(この事自体は「とても良い事」です)
ただ、困った事に、ケースから出して使おうとするとDISKがなかなか外れないのです。
なかなか外れないと、困った事が幾つかあります。
①ディスクが割れるまで変形する事は無いが、一時的にでも変形すると書き込まれたデータに悪影響があると思われる。
②取り外しの時に、力が入り過ぎて記録面に指紋を付けてしまったり、ショックでディスクを落して傷付けると言う事故が起こる。
③取り外しに時間が掛かると「作業能率」が落ちる。
ずっと、「外し難いのは設計ミス!」と思っていたのですが、今日の職場での作業で偶然「正しい(と思われる)使い方」を発見しました。
「裏技」でも「神業」でも「凄技」でもないと思います。
たぶん、設計者は充分分かって設計した「仕様」と思われます。
ただ、個人的には「目から鱗の大発見」でした。
※一般的に、「ディスクケースは、全て、スピンドル用の穴の中心付近を下に押すと外れる」と言うのは普通です。
しかし、このケースの場合、中心部分には突起が無いため、「真ん中を押す」と言うのは思い付かなかったのです。
正しい取り外しの仕方
(指先で軽く押すだけで外れます)
「セット」する時は「普通」にやれば良いです。
簡単に外せた時は、「それで良い」です。
(この場合は、ケースが壊れているかも知れません)
でも、「外し難い!」と感じたと時は、無理矢理力を入れても解決しません。
(いや、「正しい外し方」をしない限り絶対に外し難いです!)
その場合、一度、深呼吸をして、ゆっくりと「中央の穴の真ん中」を指で軽く下に押すのです。
すると、今までいくら力を入れてシナるくらいに引っ張っても外せなかったDISKが、「あ~ら、不思議!」、いとも簡単に外れる様になります。
と言うか、それだけの操作で「もう、DISKは外れています」!
たぶん、これは筆者の着想でも何でもなく、「製品の仕様」だろうと思います。
どこかを見ればきっと書いてあるのだと思いますが、基本的過ぎてなかなか説明文みたいなものは見付かりません。
この仕様を知って、今まで嫌いだったこのケースが大好きになりました。
こう言う類の事って、世の中には多いのではないでしょうか?
自分は、こう言うのを発見するのが大好きです。
最近までは嫌いだったのですが、大好きになりました!
知っている方も多いと思いますが、自分的には本当に「大発見」です。
他のケースも、似たり寄ったりです。
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購入金額
615円
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購入日
2016年10月20日
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購入場所
Amazon
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