”final ダイナミック型イヤホン Piano Forte II BLUE FI-PF2DBL3-A”です。

ゼンハイザー以外の低価格のインナーイヤー型で良さそうな製品がないかと物色していたときに発見。試しに購入してみました。

●形状

形状はインナーイヤー型ですがドライバの外装から耳の内側に細い筒が出ているという変わった形状です。appleのEarPodsと同じようにカナル型とインナーイヤー型の中間的な構造のようです。

●音質

評判の良い音質についてはインナーイヤー型としては低音もそれなりに出ていますが、中｜高音の抜けが悪いのか全体的に曇った感じで解像度感がイマイチです。

ゼンハイザーのMX470/MX475/MX375がデジタルでクリアな音質とたとえるなら、Piano Forte IIはアナログ的と言ったところでしょうか。解像度感がない変わりに刺さるような感じがないので、長時間でも聴き疲れは少ないかもしれません。

効果があるのかは微妙ですが12時間程度エージングしてみたのですが、若干クリアになったような感じもしますが相変わらず全体的に曇った感じなのは変わりませんでした。

●感想

音質的には悪くないのですが、ゼンハイザーのイヤホンを体験した後では解像度感が物足りなくて、自分の好みではありませんでした。

ドライバの筒の中のクッション材を取り除いたら音質に変化がありそうな感じもしますが、元に戻せなくなると思うので試してません。（そのうち試してみるかも・・・）

音質については好みが分かれるとは思いますが、3,000円以下の価格帯でクリアで高音質なインナーイヤー型のイヤホンを選ぶとしたらゼンハイザー MX475（バランス重視）とMX375（低音重視）をお勧めします。Piano Forte IIは柔らかい音質が好みな方にお勧めです。