今のところ私のPC環境では、まだDDR4のメモリーモジュールを使うPCは一つもありません。デスクトップまたはノートPCに限っていえば、プラットフォーム的に最新なのはBroadwell+Z97 Expressであり、これはDDR3メモリーを使う世代です。
今までは新しいプラットフォームが発売されると数ヶ月以内には何らかの形で手に入れていたのですが、最近は現状の環境をすぐに刷新しなければいけないほどの状況ではないことが大きいのでしょうか。頻繁に買い換えるのはモバイル環境ばかりという感じがします。ソフトウェアの環境も影響していますが、使用時間が最も多いのは未だにBloomfield+X58 Expressという環境ですし。
ただ、たまに気まぐれに買うジャンク品などを検証するためには、今後DDR4のモジュールは必ず必要になるであろう事、たまたまAmazonのタイムセールで見つけたことから、とりあえず最低限の容量ではありますがDDR4のメモリーモジュールを入手することにしました。それがこの「Team DDR4 2400MHz 4GB*2 8GB Kit ElitePlus」です。
とりあえず買っておける程度の価格
一応ヒートスプレッダー付きのモジュールですが、何故か標準タイプのモジュールよりも安く売られていました。
メモリーモジュールに貼付されているラベルには「TPD44G2400HC16BK」という型番らしきものが印刷されているのですが、この型番で検索しても何も情報は出て来ません。一応そこにはスペックとして
「4GB DDR4 2400 CL 16-16-16-39 1.2V」
と印字されています。
メーカーの製品情報も当たってみたのですが、こちらもそれ以上の情報は特に書かれていませんでした。シリーズとしてはDDR4 2133とDDR4 2400の2種類が用意されているということは判りましたが…。
ただ、一応電子カタログの方にもう少し細かい情報が出ています。それを見ると少し妙なことがわかります。
この製品はメーカーできちんと4GB*2でパッケージングされているはずですが、電子カタログによると4GBの2枚組で黒・金のヒートシンクが付いているDDR4 2400の型番は「TPD48G2400HC16DC01」となるはずです。頭の「TPD4」がTeam製DDR4の意味、その後ろの「8G」がパッケージ当たりの容量(この場合4GBの2枚組で計8GB)、末尾の「DC01」でデュアルチャンネル(同スペック2枚組)で表している筈です。ところがモジュールのラベルでは「TPD44G」で始まっていますので、これは1枚ずつの型番となるべきものです。穿った見方をすればデュアルチャンネル向けではないことになってしまいますので、若干怪しい感じはします。もちろん実際に動かしてみて問題が出ることは無いと思いますが…。
個人的には、そもそもジャンク品のメモリーでも動いてしまえば平気で使う程度の価値観ですから、特に気にする部分ではありませんし、価格が価格なので特に文句もありません。後はこのメモリーを使う環境をいつ入手出来るかです。
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購入金額
2,784円
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購入日
2016年10月01日
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購入場所
Amazon
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