1/87スケールのスロットカーを友人グループで楽しんだ時期がありました。
たしか1988年頃だったはず。
トミー社が2台のスロットカー(赤と青のフォーミュラカーだったか、グループCカーだったか)
とそれらを競わせる2レーンのコース、トランス、コントローラーがセットで売られていました。
みんなでセットを買い集め、一周数十メートルのコースを組んで楽しんだ 良い思い出。
楽しむ
同じボディワークで競わせても楽しくないので、樹脂製ボディを切り刻んで改造して楽しみました。
そのころ実際に走っていたフォーミュラカーに似せることに注力します。
削って、削って、パテで盛って、盛って。
ヘルメット部もパテを球体に成形したものを真半分に切って、色を塗って仕上げます。
1988年度に存在したベネトン・フォーミュラチームのカラーリングを模して製作していたのかな?
という感じです。
実際のドライバーとは異なるのですが、イタリア人のパトレーゼとチェザリスが乗っている仕様になってます。
イタリア国旗を模したヘルメットが好きだったんでしょう。
樹脂製ボディワークでは友人とのレースで不利なので、その後ポリカボネート製ボディを買ってきて
やはりベネトンカラーで作っています。
実在しないホンダエンジン仕様のベネトン・フォーミュラ。
リアウイングは紛失しているようです。
ビルシュタインやロッキード、フェロードやモービルの小さな転写マークは市販品です。
当時はそんなものがたくさん売られていました。
タイヤも標準はソリッドゴム製ですが、スポンジタイヤやセンターにゴムを配し両脇をスポンジで構成したハイブリッド品もあったような。
一番効果があったのは磁石の交換です。 モーターの出力を高める目的もあるのでしょうが、AFXはモーターに使われている磁石の力でトラックに配された給電板を引き寄せる仕組み。
強い磁力を持つことはダウンフォースの増大を意味します。
当時は効果だったネオジム磁石を投入したマシンは、どんなコーナーでも全開で走れました。
でもね、数周で磁石の温度が上がりすぎて、モーターの出力が激減してしまいました。
緊急ピットインして急冷スプレーで数十秒冷やして、ピットアウト!
それでもモンスターマシンが勝っちゃう展開でした。
勝つためには、ボディワークを外して真っ黒なシャシーだけで走るのがイチバン速かったんですが
それだけは禁止してました。
フェラーリも作ったんですが、それは紛失。
濃い血の赤で、それにはベルガーヘルメットを載せていました。
でもね、黒いトラックに赤や緑は視認性に劣りました。
実車には無いオレンジや真っ白がイチバン見やすかったな。
キャメルイエローのロータスを選べばよかったね。
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購入金額
0円
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購入日
1988年頃
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購入場所
千本商店街 だるまや
くろぱんださん
2016/09/18
ずいぶんシャーシの長さが変わっているようですが、短いほうと長いほうとどちらが速いのですか?
フェレンギさん
2016/09/19
シャシーは全く同じなんですよ。 カウルの大きさが違うのでそう見えるのだと思います。
完全なニコイチ改造車で無理やり4WDなんてのもありましたが、溝とピンを使うスロットカーでは効果薄でした。
何と言っても磁石の力が全てを決めていた印象が残ります。 マグネットパワー!