新日本無線から発売されている2回路入りオペアンプです。入力はpJFETで、NJM082/072の改良版です。
今回は低雑音選定品のDランクを入手しました。
やや暖色系の色が付く
少し暖色系の色が付くような気がします。NJM072に近い傾向ですが、それよりは色が薄くなっているようです。但し、OPA2134と比べると流石に色付けを感じます。クラシックなどクリーントーン系の曲に向いています。
過渡応答(A=11 Vin=200mVp-p f=100kHz Rfb=10kΩ 位相補償なし 10:1プローブのみ接続 ガラエポユニバーサル基板)
過渡応答(A=1 Vin=200mVp-p f=100kHz Rfb=0 位相補償なし Rl=15Ω ガラエポユニバーサル基板)
電池駆動に向かない以外は問題がない
電源電圧は±4~±18Vです。電池駆動には難がありますが、昔の石なのでしょうがないでしょう。
出力電流はデータシートに記載されていないようですが、少なくともヘッドホンを駆動できるだけはあります。
DIPの2回路品なので、パッケージ的には使いやすいです。
十分候補に入る
100円台の石ですが健闘しています。両電源が必要ですが、FET系の音が好みなら候補に入るでしょう。
発熱はそれなりか
24V駆動のcMoy回路では、外気温26.5℃に対しパッケージ表面温度が30.7℃まで上昇します。
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購入金額
139円
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購入日
2016年09月17日
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購入場所
シリコンハウス共立
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