ドイツで設計され中国で生産されたヘッドセットです。
販売元のMeilishengは中国が拠点のようですが、メーカーのLASMEXというのがドイツの会社のようです。ホームページも取説も第一言語はドイツ語でした。
アマゾン上の商品紹介からも分かるように、コンパクトに折りたためるオン・イヤー・タイプのヘッドセットです。
接続用コードも2種類ついており、リモコン付きの方を使用すればスマホにつないで通話も出来るようになります。
これがリモコン部。
ちなみにそのケーブル、音楽再生機側に取り付ける方は、普通のミニジャックサイズですが、ヘッドフォンに接続する側は直径2.5mmのサイズになっています。
手前側に写っている方が細い奴です。
オンイヤータイプですと、耳の上に直接乗ることになるのでイヤークッション部の快適性が、即装用時の快適感につながりますが、本製品のクッションは柔らかめで、長めに使用しても耳が痛くなりにくいです。
重さは、コード無し本体のみの実測で152.4g。
連続装用には十分な軽さかと思います。
また、本体が収納されているセミ・ハード・ケースも、持ち運びに便利なうえ紫と黒の色使いが格好いいです。
取扱説明書も、ドイツ語・日本語・英語をはじめ、スペイン語や中国語やフランス語など多言語に対応しています。
ヘッドフォン本体内側には「RoHS」の表示があります。
聞きなれない表現かもしれませんが、こちらはEUによる、電子・電気機器での有害物質使用制限に関する指令のことだそうです。さすがはドイツ設計、EU内でも販売するのでしょうから、このあたりの基準もクリアしているのでしょう。
外箱に記載されているスペックはこちら。
本体のデザインもなかなかで、細かい模様が結構好みです。
さて肝心の音質ですが、私がヘッドフォン・ヘッドセットを視聴する時にいつも使用する複数の曲を使用して聞き比べてみました(ジャンルはロック、ポップス、へヴィ・メタル、ジャズ、落語等)。
比較対象となる機種は普段使用しているBOSEのノイズキャンセリングヘッドフォンQuietComfort15(購入当時で価格約4万円)です。
ハードルはあえて高めで。
本品は、ひと言でいうと音源に割と忠実でありつつも、少し低音が強調されている感じです。
イコライザー皆無の状態では聴き取りにくいベースラインなどは、かなり聴きやすくなります。
では高音が犠牲になっているかというとそういう訳でもなく、ラテン系ハードロック曲で、わりと聴き取りにくいパーカッションの音などもクリアに聴こえました。
音の分離感も良く、左右に加えて奥行きもそれなりに感じさせてくれます。
音質についてあえていうなら、インナーイヤータイプやオーバーイヤータイプでないため、少々こもった音像に聴こえるきらいがありますが、そこはコスパも考えれば十分に許容範囲内でしょう。
お値段や付属ハードケースなどを考えると、十分に納得できる音質であると思います。
Bluetooth機能を使用したくない人やBluetooth機能のついてない機器で使用したい人でしたら、十分にオススメできるリーズナブルな製品です。
ぷるけんでした。
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購入金額
4,999円
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購入日
2016年08月頃
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購入場所
Amazon.co.jp
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