カラーレーザープリンターで発生する不要なトナーをためておく箱状の消耗品です。
レーザープリンターでは、トナーだけでなく何種類も消耗品が必要です。
たとえば、
シアントナーカートリッジ 48% 大
マゼンタトナーカートリッジ 68% 大
イエロートナーカートリッジ 1% 標準
ブラックトナーカートリッジ 42% 大
シアン イメージユニット 54%
マゼンタ イメージユニット 54%
イエロー イメージユニット 54%
ブラック イメージユニット 46%
転写ベルト 93%
転写ローラ 96%
定着ユニット 96%
廃トナーボトル レディ
(コニカミノルタ 4690MF の消耗品ステータス表示より)
- トナーは紙に定着される色材ですから、インクジェットプリンターのインクにあたります。
- イメージングユニットは、メーカーによってはドラムなどという場合もあります。
光学的な像を元に、トナーによって作画(現像)します。
メンテナンス時にむやみに光に当ててはいけないなどと注意事項にあります。 - 転写ベルト、転写ローラ、定着ユニットは、消耗品というよりも交換可能なプリンター本体の一部というほうがよいかもしれず、プリンターのライフタイム中、一度も交換しないことの方が多いと思われます。
簡易な構造のレーザープリンターなら、トナーとドラムと廃トナー入れが一体になったものもあります。手元のリコー製、OKI製のプリンターでは、トナーカートリッジに廃トナーが戻る場所が確保されています。
開発にかかわった、こちら。
ヤフオクで超安価なのに誰にも関心を持たれず何度か再出品されていたのを不憫に思い入手した経緯があり、感慨深く現役機として愛用しています。
純正消耗品は高価・互換品や再生品はない
市場にでまわった台数が少ないので、トナーなどの互換品がありません。
トナーの粉とICチップを買って自分で詰め替えに挑戦しましたが、詰め替えインクのようにはうまく行きませんでした。
純正の消耗品が法外に高価なので、ヤフオクで投げ売りされているのを見つけると買い置きしておきます。
未使用品でよほど状態の悪いものでなければ、多少古くても使用することはできます。
廃トナーボトルの交換
トナーを各色 2~3 回交換したくらいで、「廃トナーボトルがいっぱい」のワーニングがでて、交換しました。
取り出した廃トナー満タンのボトルのトナーが飛散しないよう、厚手のビニル袋が付属しています。
これに入れて密閉して使用済みトナーカートリッジといっしょに回収してもらいます。
廃トナーボトルに溜まったトナーをどうにかして抜き取りボトルを空にすれば、再使用できそうですが、取り出したトナーはたいへん始末が悪いので、新しいボトルを用意することは必須です。
開発現場で資材の手配が間に合わなく、ビニル袋に粉をじかに回収した上、ボトル内の残留トナーを普通の掃除機で吸い取った者があってひんしゅくを買っていました。
箱に交換手順がイラストされています。
操作するレバーなどは、色分けされています。
レーザープリンターに携わった初めの頃、「廃トナー」という言葉を音で聞いたとき「High Toner」に聞こえて、なにかすばらしいものに思えましたが、文字にすると雲泥の差というか、ずいぶんネガティブなものに思えたのでした。
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購入金額
800円
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購入日
2016年08月01日
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購入場所
ヤフオク
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