レビューメディア「ジグソー」

コンピューターチューンでパワーアップ!

「購入製品について」

 FIAT500 TwinAirようのサブコンピューターキットです。

 カタログ上、ノーマルの85PSから110PSに上がるとの事。

 

「取り付け」

 まず、取り付けについてですが、吸気及び燃料噴射センサーへの割り込み配線とバッテリーターミナルからの電源接続のみです。

 各センサーともカプラーオンで接続でき、配線は10分もあればできます。

 サブコン本体はバッテリーの固定ベルトで留めるのですが、ステーの形状があまり良くないので固定はしずらく、固定用ボルトでバッテリーに傷がつきそうだったのでホームセンターでゴム足を買ってきて間に貼り付けました。

 

「走行!」

 サブコン装着と同時に純正置き換えタイプのBMC製スポーツエアフィルターに交換しましたが、その相乗効果もあってか全域でパワーアップしたことが実感できました。

 しかし、全開加速をしようとアクセルを乱暴に開けると点火能力が足りないようで息つきをするようになってしまいました。

 しばらくはアクセルを回転数の上昇に合わせて徐々に開けるよう騙し騙し乗っていましたが、同じG-Tech製のマフラーを取り付けたところ、加速時にエンジンチェックランプが点灯するようになってしまい、OBDアダプターを使ってチェックするとミスファイアーを起こしていました。

 ミスファイヤーの原因はのちに判明することになるのですが、バッテリーが原因でした。

 バッテリーが突然死(前日まで普通にエンジンを掛けることができていたのに、翌朝全くかからなくなってしまった。)し、しかもブースター接続でエンジンをかけても充電しない状態になってしまい、それを交換したところ、ミスファイアがピタリと止みました。

 マフラー交換後は、抜けがかなり良くなったため低速トルクが細くなり、パワーバンドの回転域が上がったようです。

 サブコンとエアクリーナーのみ交換の時は低速トルクがモリモリだったためノーマルよりも燃費が良くなっていましたが、マフラー交換後は常用回転域が上がったせいか燃費が少し悪化しました。

 サブコン・エアクリ・マフラーの3点がそろったことで異常なほど低回転域に振られていたパワーバンドが普通になりバランスが取れたように思います。

 販売元のウィングオートで販売されているTwinAirベースのコンプリートカーにもこの3点セットが採用されています。

  • 購入金額

    138,240円

  • 購入日

    2016年08月03日

  • 購入場所

    ウィングオート

5人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • kaerkiさん

    2016/08/04

    バッテリーでそんなことがあり得るんですか~
  • TOMOVITZさん

    2016/08/04

     結構あるみたいです。
     バッテリーを構成している6つのセルのいずれかの電極が劣化によりポッキリ折れるなどして電圧が足りなくなるみたいです。
     他のサイトで同一車種の人の報告を見ても急にエンジンがかからなくなる事例がいくつも報告されていました。
     いつも行く車屋さんでも「最近のバッテリーは寿命の最後まで頑張って急に逝くからねー。」と言われました。

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