NEC 企業、官公庁向けパソコン PC98-NX Mate NXモデル MEシリーズ
スリムタワー型 タイプME
MK34L/E-G
PC-MK34LEZDG
インテル(R) Q77 Express チップセット
PCI-Express x16 Gen2対応 LowProfile 1スロット
PCIExpress x1 1スロット
PCI 1スロット
CPU : IvyBridge Core i3-3240 3.4GHz 2C4T
Memory : 2GB
HDD : 250GB
Optical : DVD±RW
OS : Win8 Proコアシール がボディに貼られている (HDDはフォーマットされているのでそのままでは使えない、添付光学ROMも無し)
を塗装剥げの中古で入手
CPUは最大TDP77WまでのCore i7 3770 辺りに交換可能みたいです。
マザーボードは
MSI製のMS-7777N1 という型番のものです。NEC向けカスタムでしょうね。
CPUクーラーはそのままにしたけど、念のためCPU用グリス塗り直せば良かったかな……?
背が低いタイプに限りますが他社製のLGA1155用のクーラーに交換する事も可能みたいです。
BIOS
Win8 Proコアとはあるものの一般的なプロダクトキーが書かれたコアシールは貼られておらず。ダメ元で購入店に問い合わせたら、どうやらBIOSの中に隠しでWindowsのプロダクトキーが埋め込まれているタイプだそうで。
MS公式配布のISOを入れたUSBメモリを突っ込めばOSがクリーンインストール可能とのこと。
ということは、2016年7月末まで限定のWindows10の無償アップグレード対象になる可能性があるわけですよ。
試しにWindows10 64bitのISOを入れたUSBメモリを突っ込んでBIOSからUEFIブート設定したらWindows10Pro 64bitがクリーンインストールされてデジタルライセンスも自動的に認証されました。
Pro版とは、ちょっとお得感あるかも?
おっと、まずOSインストールする前にあらかじめ下記のことを済ませておきます。
HDD → SSDへ換装
メモリを8GB×2 (デュアルチャネル対応)の16GBへ増設
4Kモニタでも使えるようにビデオメモリを2GB搭載した最新LowProfile対応GPUであるTDP19Wの『GT710』を追加。GPUはTDPが極省電力タイプの物を使った方が無難です。電力が足りない場合は使用中にリセットがかかるらしい。
これを行った上でWin10化。やっておきたい増設や拡張出来る事は先にやってからWin10入れないと後からデバイス追加した場合にデジタルライセンスが外れる事があって再認証の手続きとかが面倒くさいことになるらしい。
Intel INFファイルとGPUドライバもインストールしたら、今のところ普通に使えてます。
背面はこんな感じ
後からGT710を追加装着したもの
オーディオラインイン
オーディオラインアウト
PS/2キーボード
PS/2マウス
DVI-D
D-Sub
USB2.0 x2
USB3.0 x2
1000Mbps Ether
COMポート(流石に企業用)
何故か最初からカニさんチップの1000Mbps NICがPCIスロットに刺さっていました。きっと前のユーザーさんのところで使っている内にマザボ上のNICの調子が悪くなったのかもしれません。よくある事です。
不満点があるとすれば2台目の内蔵HDDやSSDを増設する場合にはマザボ経由で給電するタイプの独自の専用電源ケーブルが必要になる点でしょうか。この通り独自コネクタを使っているのでこればっかりはどうしようもありません。これは痛し痒しですね。
SATAPWR1端子は6pin
SATAPWR2端子は5pin
もー、独自仕様ってこれだからやーね!
あと、使われている電源自体も非ATX規格なマザボへの電力供給のみのケーブルが伸びている、ペリフェラル用ケーブルなどが省略されたやはり独自のシンプルなものです。
DELTA ELECTRONICS,INC.
MODEL : DPS-250AB-85 A
MSI P/N : MSPSU250N-LM
INPUT 100-240V~ /4A, 50Hz /60Hz
OUTPUT : 250W MAX,
+12V1 / 18A, +5VSB / 2A
+12v2 / 14A,
+12V1 AND +12V2 COMBINATION POWER CAN NOT EXCEED 246W
TOTAL POWER OUTPUT CAN NOT EXCEED 250W
MSI パーツナンバー云々が書かれてますね。ということは、このMSIマザボ向けのカスタム電源という事かもしれません。
ATX電源だと一般的な+3.3Vと+5Vが省かれています。
きっと+12V給電されたマザボ上でDC-DC変換して使うのでしょう。
この電源かマザボが壊れたら、おそらくこのPCもOSライセンスもパーに。その場合は諦めて使えるパーツを取れるだけ取って最終リサイクル場行きにするしかなさそうです。
Core i7-4558U には勝ってますね。
Core i3ですがAVX対応しているのは嬉しいです。
HWMonitor
若干CPU温度が高めなのが気になりますね。
やっぱりグリス塗り直せば良かった…… 後で塗り直そう。
排熱に余裕が無さそうなので、このPCでBOINCとかはやらせない方が良さそうです。特にGPU演算とか。
あと、先頭にマザボ型番が表示されていますね。
2016/08/27辺り
どうやら壊れたらしい。
GT710載せたのが不味かったのかも。
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購入金額
18,965円
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購入日
2015年10月29日
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購入場所
araragiさん
2016/07/12
Windows10のデジタルライセンスについてですが、8月2日に予定されてるWindows 10 Anniversary Updateでパーツ交換を行なってもオンラインでのライセンスの再認証ができるようになるようですよ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/review/1008323.html
自作ユーザーにとってこれは大変ありがたいことだと思いますね。
くろがねッと☆さん
2016/07/12
素晴らしい!
やっとMS再認証の人と電話したりやりとりしなくても済むんですね。
Microsoftアカウントと紐付けられるというのが、複数台PCを所有していて、かついい加減なアカウント管理してたユーザにとっては悩みの種ではありますが。