友人の精肉店が経営するステーキハウスでワインリストの中から選んだのが
コンチャ イ トロ カッシェロ デル ディアブロ カベルネソーヴィニヨン。
リストにはシャトーモノのフランスワインも並びますが、このディアブロはグラスでも注文できるハウスワインとして用意されておりました。
小売売価は2千円前後ですが、レストラン内での価格は3800円とリーズナブルです。
悪魔の蔵で大切に守られたワイン
普及価格帯では絶対の信頼を置いているチリワイン。
コンチャ・イ・トロ・サンライズなら千円でテッパンの美味しさが楽しめます。
同じコンチャ・イ・トロブランドでも、これはカッシェロ・デル・ディアブロ。
ディアブロ?
そうですランボルギーニでお馴染みのディアブロって、悪魔を意味する言葉でしたよね。
ボトルにも悪魔の顔が描かれていますが、その由来は
「チリワインの名門コンチャ・イ・トロには、最高のワインを貯蔵しておく特別な蔵があります。
しかし、その蔵にあるワインがあまりにも美味しいので、それを盗み飲みするものが絶えません。
そこで創設者のドン・メルチョー氏は、その蔵には悪魔が潜んでいるという噂を流すことによって
ワインを守ったそうです。」
カッシェロは蔵の意味だったんですね。
肉専科が選ぶだけのことはある
塩や和風だれだけでなく、最近の流行りはわさびで戴く赤身ステーキです。
神戸・松阪・近江・産地に拘らず、その時々でイチバン良いお肉をイチバン美味しい焼き加減で提供してくれます。
肉そのものが持つ旨味を楽しむ時に、パンチの効いた赤ワインは外せません。
ワインそのものがスパイシーな風味を持つので、できればパンにはバターだけでなく、ちょっと癖のあるチーズが欲しかったところ。
韓国風焼き肉なら白米とナムルと生ビールを合わせて楽しむのが好きですが、やはり赤身ステーキには赤ワイン。 それも濃くてパンチの効いたワインが合います。
さすがハウスワインとして用意してくれているだけのことはあります。
それにキリン・メルシャンが供給している安定感も「お店」として捨てがたいポイントでしょう。
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購入金額
3,800円
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購入日
2016年06月26日
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購入場所
はふう 聖護院店
北のラブリエさん
2016/06/27
チリのワインは肉にあいますね。
コースとして眺めたらフランスのほうがいいかもしれませんが、お肉メインで考えると元気の良いニューワールドの赤が私は好きです。
フェレンギさん
2016/06/27
北のラブリエさんもお好きですか。
なんなら500円でも十二分に楽しめる良いワインが選べるのがチリ。
でもね、、
今日はちょっとモタレテマス。
義理があったので肉専科コースだったのですが、もうイタリアンの前菜とパンだけでも
十分な年齢ですから、、、。