レビューメディア「ジグソー」

オーディオにも十分通用する単電源用

アナログデバイセズから発売されているデュアルオペアンプです。入出力rail-to-rail特性があり、単電源でも動作します。等価回路図は掲載されていませんがFET入力です。

更新: 2017/01/05
音質

うっすら色がつく?

OPA2134と似た傾向の音です。但し、15Ω負荷時の過渡特性にはやや難があるようです。200ns程度? 逆戻りする部分があります。音質としてもうっすらと色がついているように思います。

 

過渡応答(A=11 Vin=200mVp-p f=100kHz Rfb=10kΩ 位相補償なし 10:1プローブのみ接続 ガラエポユニバーサル基板)
過渡応答(A=11 Vin=200mVp-p f=100kHz Rfb=10kΩ 位相補償なし 10:1プローブのみ接続 ガラエポユニバーサル基板)

 

過渡応答(A=1 Vin=200mVp-p f=100kHz Rfb=0 位相補償なし Rl=15Ω ガラエポユニバーサル基板)
過渡応答(A=1 Vin=200mVp-p f=100kHz Rfb=0 位相補償なし Rl=15Ω ガラエポユニバーサル基板)

更新: 2017/01/05
使い勝手

使いやすい石と言えよう

DIPの2回路品なので、2回路用のソケットにそのまま差し込めます。電子工作でも使いやすいパッケージです。

電源電圧は5V~30V(両電源の場合は±2.5~±15V)で動作します。9Vの電池1個でも使用でき、ポタアンに使うにも良さそうです。ただ、過渡波形が若干気になります。

入力電圧範囲(絶対最大定格)はVSS-20V(!)からVDD+0.2Vまでと、レールの下まで拡張されているという特徴があります。アナログデバイセズでも「真の単電源動作」と紹介しています。

更新: 2017/01/05
コストパフォーマンス

単電源で動かしたいならこの石を検討せよ

両電源で動かすのであれば、OPA2134のほうが安価です。AD822は過渡波形にやや難があるので5V単電源で動かしたいのでなければOPA2134のほうが良いです。

但し、OPA2134より消費電力が少ないので電池駆動の場合検討する価値があります。

更新: 2017/01/05
発熱

消費電力は少ない

24V駆動のcMoy回路では、外気温25.0℃に対しパッケージ表面が26.9℃まで上昇します。OPA2134より消費電力が少ないようです。

  • 購入金額

    1,188円

  • 購入日

    2016年07月08日

  • 購入場所

    シリコンハウス共立

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