Analog Devices から発売されている、FET入力のオペアンプです。
この石はただのFET入力ではない、特殊な入力段を持っています。
Analog Devices によると、
「バイポーラ・トランジスタとJFETトランジスタを組み合わせることで、バイポーラの高精度と低ノイズ、JFETの高速度と高音質をともに実現しています。」
だそうです。
データシートを見ても22V/us、Vos=200uV@typと高精度、高速を達成しているようです。
FETとBipのいいとこどり
入力段がFETとバイポーラトランジスタのパラレル接続になっていて、
FET入力の高音質で高速なところと、バイポーラ入力の高精度で低ノイズ低歪なところをいいとこどりしたようなスペックです。
入力バイアス電流は100nAなので、FET入力にあるまじき電流食いですね。
Vosが200uVなところもいいです。オーディオ性能も以前の石と同程度を保ちながら、静止電流を削減したようです。
バイポーラ入力オペアンプの交換に
入力バイアスは100nAあるので、FET入力オペアンプ専用に設計されたアンプなどには使用できません。カップリングコンデンサーが0.1uF以下なものは要注意ですね。
効果がはっきりわかると思われるのはNE5532、LM358などのバイポーラ入力の低価格品との交換です。
個人差もありはっきりとは言えないですが、確実に聞いている音楽の世界観が輝きだすでしょう。
コスパ良し
いろいろ機能盛りだくさんで、ノイズ性能もとても良いので、多少高くてもそれなりの価値があると思います。
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購入金額
550円
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購入日
2022年07月31日
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購入場所
秋月電子通商
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